九州大学とPicoCELAは16日、世界最大級の屋内無線中継網の運用に成功したと発表した。 PicoCELAは九州大学大学院システム情報科学研究院の古川浩教授が代表を務める「MIMO-MESHポイントの開発」の成果を事業化するために設立された。PicoCELAが提供する小型無線中継アクセスポイントは、機器間を無線中継することで、面倒なインターネット配線を不要にし無線LANエリアの追加を容易にするのが特徴。ローミング機能が搭載された機器であれば、歩きながらでも通信可能(瞬断が発生する場合もある)。 設置場所は福岡市博多区にある複合施設「キャナルシティ博多」。ここに数百台の無線LANアクセスポイントを設置、最大11段のアクセスポイント間の多段無線中継を実現している。今後は各種の未来アプリケーションの試験運用を行いながら、コンテンツ市場の活性化をサポートしていくとしている。
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