ソフトバンクは2日、インターネットを利用したライブ動画配信サービス(ビデオストリーミングサービス)を提供する米Ustream, Inc.(ユーストリーム社)に対し、2010年1月29日に約2,000万米ドル(約18億円、出資比率13.7%)を出資したことを公表した。 Ustreamは、2007年3月に事業を開始。PCやiPhoneなどのスマートフォンを通して、誰でも手軽にライブ動画を配信・視聴できるサービスを提供している。月間で5,000万人以上の視聴があり、メディア・コンテンツホルダーと連携した多くのプレミアムコンテンツ(映画や音楽、スポーツ関連映像など)も配信している。また、TwitterやMySpaceとも連携しており、ユーザー同士が映像を見ながらコミュニケーションをとることができる。 一般の人が手軽にライブ配信を行えるのが特徴で、たとえばWebカメラでライブ配信を行いながら、視聴者にチャットで呼びかけたり、逆に視聴者がリクエストを行ったりといった、リアルタイムで双方向のやりとりが可能となっている。 なお今回の出資にあわせて、Ustreamで「Live with SoftBank's CEO」として、孫正義氏が太平洋標準時:2月1日午後11時半(日本時間:2月2日午後4時半)より、ソフトバンクの四半期決算報告をライブストリーミングする予定となっている。