日本HP、デスクトップの旗艦モデル「HP Pavilion Desktop PC HPE 190jp」を発表 | RBB TODAY
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日本HP、デスクトップの旗艦モデル「HP Pavilion Desktop PC HPE 190jp」を発表

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「HP Pavilion Desktop PC HPE 190jp」
  • 「HP Pavilion Desktop PC HPE 190jp」
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  • 「HP Pavilion Desktop PC e9000」シリーズ
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 日本HPは21日、コンシューマー向けデスクトップの旗艦モデルとなる「HP Pavilion Desktop PC HPE 190jp」を発表。合わせて、コンシューマー向けデスクトップPCの2010年春モデル4シリーズも発表し、それぞれ同日から順次発売を開始した。

 新モデルの発表に合わせ、同社では説明会を実施。冒頭、同社のパーソナルシステムズグループモバイル&コンシューマビジネス本部長、山下淳一氏が「デスクトップPCは市場の割合は低いものの、復調の兆しを見せている。その中でもHPのデスクトップは堅調で、Windows 7効果がより顕著なのはデスクトップだと実感する」と述べた。

 デスクトップの注力ポイントは「基本性能強化」と「エンターテインメント性強化」。そのほか、メーカーを問わず対応する「HP安心サポート365」などを提供し、サポートサービスにも力を入れていくという(ノートPCもフォローする)。

■新たなフラッグシップ「HP Pavilion Desktop PC HPE 190jp」

 新たな旗艦モデルとして投入される「HP Pavilion Desktop PC HPE 190jp」は、ケース前面の縁取りに赤を配し、重厚な面立ちとなっている。直販モデル/量販店モデルの2ラインアップとなる。

 直販モデルのCPUはBloomfield(開発コード名)で親しまれているクワッドコアのCore i7-900番台から選択可能。グラフィックスはNVIDIA製4種類/ATI製1種類から選ぶことができ、GeForce GTX 260(専用メモリ1.8GB)も搭載可能だ。本体サイズは幅170×高さ385×奥行き420mm、重さは約11.9kg。

 メモリはトリプルチャンネルで最大24GBまで対応し、ピクセラ製3波対応ダブル地デジチューナー、1.5TB(7,200回転)×2(RAID1)のHDD構成も選択可能となっている。また、パーソナルメディアドライブベイを削除し、メンテナンス/エアフローの向上を図ったのもポイントだ。直販の最小構成はCPUがCore i7-920(2.66GHz)、OSがWindows 7 Home Premium(64ビット版)、メモリが6GB、HDDが500GB、グラフィックスがGeForce GT220(専用メモリ1GB)。発売開始は1月21日で、価格は99,960円〜。

 量販店モデルはCPUがCore i7-920(2.66GHz)、メモリが12GB、HDDが1.5TB、グラフィックスがGeForce GTX 260(専用メモリ1.8GB)。発売開始は1月21日で、予想実売価格は200,000円前後。

■ハイエンドミニタワーの「HP Pavilion Desktop PC e9000」シリーズ

 これまでの最上位機種だった「HP Pavilion Desktop PC e9000」シリーズ。春モデルからは直販のみの展開となった。AMDモデルの「e9360jp」は最小構成がPhenom II X4 820(2.8GHz)、OSがWindows 7 Home Premium 32ビット版、メモリが2GB、HDDが250GB。フルカスタマイズに対応し、CPUはPhenom II X4 955(3.2GHz)まで選択可能。グラフィックスはNVIDIA製4種類/ATI製1種類から選ぶことができ、GeForce GTX 260(専用メモリ1.8GB)のほか、オンボードグラフィックスも選択可能。ほか、ピクセラ製3波対応ダブル地デジチューナー、最大1.5TB(7,200回転)×2(RAID 1)のHDD構成も選択可能となっている。発売開始は1月21日で、価格は55,860円〜。

 インテルモデルの「e9380jp」は、最小構成がCore i5-750(2.66GHz)、OSがWindows 7 Home Premium 32ビット版、メモリが2GB、HDDが500GB。グラフィックスはGeForce GT220を搭載する。カスタマイズではCPUでCore i7-860/870、グラフィックスでNVIDIA製4種類/ATI製1種類、ピクセラ製3波対応ダブル地デジチューナー、最大1.5TB(7,200回転)×2(RAID 1)のHDD構成も選択可能。本体サイズと重さは共通で、幅170×高さ385×奥行き420mm、約11.9kg。発売開始は1月21日で、価格は75,810円〜。

■最小構成が2万円台の「HP Pavilion Desktop PC p6000」シリーズ

 e9000シリーズ同様のミニタワーながら、直販の最小構成が29,820円とコストパフォーマンスの高い「p6000」シリーズ。インテル製CPUモデルのみの展開で、販売チャンネルは直販/量販店を継続した。本体サイズは幅165×高さ365×奥行き410mm 、重さは約9.6kg。

 直販モデル「p6320jp」の最小構成はCPUがCeleron 450(2.2GHz)、OSがWindows 7 Home Premium 32ビット版、メモリが1GB、HDDが250GB。前モデルに比べ、HDDが160GBから250GBに増強されたものの、価格を据え置いた。カスタマイズではCPUがCore 2 Duo、Core 2 Quadシリーズから、メモリは最大8GB、HDDは最大1.5TB、光学ドライブがBlu-rayディスクドライブ、グラフィックスがGeForce GT230(専用メモリ1.5GB)まで選択可能となる。ピクセラ製3波対応ダブル地デジチューナーも搭載可能だ。発売開始は1月21日。

 量販店モデルは、下位から「p6350jp」、「p6370jp」、「p6390jp」の3ラインアップ。CPUがこれまでのCore 2 Duo E7500(2.93 GHz)、Core 2 Quad Q8400(2.66 GHz)、Core 2 Quad Q9400(2.66 GHz)から、Core i3-530(2.93GHz)、Core i5-650(3.2GHz)、Core i5-750(2.66GHz)に変更。OSはWindows 7 Home Premium 32ビット版。発売開始は1月下旬の予定。価格はp6350 jpが60,000円前後、p6370 jpが85,000円前後、p6390 jpが110,000円前後。

■スリムボディのミニタワー「HP Pavilion Desktop PC s5000」シリーズ

 直販/量販店仕様を揃えるスリムミニタワーの「HP Pavilion Desktop PC s5000」シリーズ。直販のAMDモデルの最小構成は前モデルと同じ仕様ながら、価格が約1万円下がり39,900円となった。また直販のインテルモデルの最小構成はCPUが最新のCore i3-530(2.93GHz)に変更。価格は49,980円〜。本体サイズは幅105×高さ308×奥行き389 mm、重さは約 6.9kg。 直販の発売開始は1月21日。

 量販店モデルでは従来のCore i5-750(2.66 GHz)、Core i7-860(2.8GHz)に、Core i3-530(2.93GHz)仕様などが加わった。また、ピクセラ製3波対応ダブル地デジチューナー搭載モデルも用意する。発売開始は2月上旬。価格は最小のCore i3モデルが100,000円前後。

■オールインワンの「HP TouchSmart 600PC」シリーズも最新CPUを搭載

 タッチスクリーンの液晶一体型「HP TouchSmart 600PC」シリーズは、従来のCore 2 Duo P8700(2.53GHz)から、Core i3-330M(2.13GHz)、Core i7-720QM(1.6GHz)搭載の仕様に変更。HDD容量も1.5TBに増量された。1機種を除き、シングルの地デジチューナーを備え、テレビPCとしても楽しめる。また、量販店モデルでは新たにHDMI端子を搭載している。発売開始は2月上旬。直販の下位モデルは129,990円〜、量販店の下位モデルは190,000円前後。液晶ディスプレイは23V型ワイド液晶(1,920×1080ピクセル)、本体サイズは幅582.7高さ×448.8奥行き×199.6mm、重さは約11.4kg。

■21.5V型フルHD対応のマルチタッチモニター「HP 2209t」

 21.5V型フルHD対応のマルチタッチモニター「HP 2209t」も合わせて発表された。指や付属のスタイラスペンで直感操作が可能で、左右の角度調節にも柔軟に対応する。発売は1月21日。直販価格は39,900円で、最大輝度は264cd/m2、応答速度は5ms、視野角は水平170度/垂直160度、リアスピーカーは1W×2、インターフェースはミニD-sub15ピン/DVI-D/USBなど。本体サイズは幅513×高さ419×奥行き230.5mm、重さは6.4kg。
《小口》
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