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ブルーレイレコーダー普及の鍵、まずは「正しい理解」か

IT・デジタル レコーダー
過去1年間のテレビの購入状況
  • 過去1年間のテレビの購入状況
  • テレビ購入者(過去1年間)のブルーレイレコーダーの購入時期
  • ブルーレイレコーダーでのDVD再生可否調査結果
  • レコーダーのハイビジョン対応とハイビジョン番組の録画・再生についての調査結果
 ブランド総合研究所は、ブルーレイレコーダーに関する購買行動調査の結果を発表。エコポイントの追い風により購買意欲が促進している一方で、ブルーレイレコーダーに対する正しい知識や理解が普及していない現実が浮き彫りとなった。

 調査は20〜69歳の男女の中で、過去1年以内にテレビを購入し、なおかつブルーレイレコーダーを購入した、あるいは購入を検討している人に対して実施。選別調査9,687名、本調査1,146名の有効回答をまとめた。調査期間は2009年11月13〜16日。

 選別調査においてまず、「過去1年間にテレビを買い換えたかどうか」を質問したところ、エコポイント制度が開始された「2009年5月以降にテレビを購入した」と回答した人の割合は10.9%、「2010年3月までに購入予定(同調査時点でのエコポイント付与期日期限)」と解答した人の割合は17.5%。つまり、ほぼ4分の1以上となる28.4%の人がエコポイント制度でテレビを購入、あるいは購入を検討している結果となった。

 このうちテレビを購入した人に対して「ブルーレイレコーダーを持っているか」どうかを質問したところ、「持っていた」または「購入した」と回答したのが計25.6%。また、「購入した」と回答した人から購入のタイミングをエコポイント制度開始前後に分けてみると、「08年10月〜09年5月にテレビを購入した」人のうち、「テレビの購入と同時に購入した」人が66.2%。一方、「09年5月以降にエコポイント対象のテレビを購入」した人の場合は86%。つまり、エコポイント制度によって、テレビとブルーレイレコーダーを同時に購入した人の割合が約2割増えたことになる。

 興味深いのは、ブルーレイレコーダーに関する基本的機能についての調査結果。購入検討者に対し、ブルーレイレコーダーで従来のDVDが再生できることを知っているかどうかを質問すると、検討者の43.5%が「知らなかった」と回答。また、テレビがハイビジョン対応機でも、レコーダーが対応していなければハイビジョン番組を録画・再生できないことを知っているかどうかについて質問したところ、検討者のうち39.3%が「知らなかった」という結果となった。

 以上から、ブルーレイレコーダーに関する基本機能や商品知識が広く浸透すれば、エコポイント制度期間内のニーズが大きく高まると期待される。
《加藤》
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