ネットブック、液晶TV、Blu-rayディスクレコーダーが好調だった2009年上半期家電/IT市場動向——エコポイントも後押し | RBB TODAY

ネットブック、液晶TV、Blu-rayディスクレコーダーが好調だった2009年上半期家電/IT市場動向——エコポイントも後押し

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ネットブックは堅調なもののPC市場全体の金額ベースはマイナスに
  • ネットブックは堅調なもののPC市場全体の金額ベースはマイナスに
 調査会社ジーエフケーマーケティングサービスジャパンは、「2009年上半期家電およびIT市場総括」を発表。調査結果によれば、TV市場では液晶TV、レコーダー市場ではBlu-rayディスクレコーダー、PC市場ではネットブックが好調となった。またエコポイント制度の導入により、家電量販店における上半期の金額前年比は1%増となっている。

 金額前年比における市場全体の動向としては、第1四半期が0.4%増、第2四半期が1.8%増。第2四半期の増加はエコポイント制度開始によるもので、おもに薄型TVと白物家電が牽引した結果だという。

 デジタル家電で好調だったものは薄型TV、Blu-rayディスクレコーダー、ネットブック。薄型TV市場の約90%を構成する液晶TVは、数量前年比で22.2%増の522万台と前年に引き続き好調を維持。ただし、牽引した液晶TVの貢献もむなしく平均価格下落のあおりを受け、薄型TV市場全体の金額前年比は4.5%増にとどまった。今後の見通しとしてはエコポイントが追い風となり、通年でのTV市場は数量前年比32%増になるとしている。

 DVDプレーヤー市場が縮小する中、レコーダー市場は堅調を維持し、中でもBlu-rayディスクレコーダーは数量前年比195.8%の大幅な伸びを見せた。これによりレコーダー市場全体におけるBlu-rayディスクレコーダーの数量構成比は60.1%、金額構成比は74.2%に達したという。

 PCの小売向け市場では数量前年比14%増となり、中でもネットブックは一定の市場規模を確立。この底上げにより、PC市場におけるノートPCの数量構成比は過去最高の79%となった。その一方で企業向け市場は縮小し、数量前年比10%減の結果に。景気後退を受けたIT投資抑制の結果がダイレクトに反映されたものとなっている。数量では健闘した小売向け市場だが、平均価格下落が響き、金額ベースでは小売向け/企業向け市場ともに数量を下回るマイナス成長となった。

 そのほか好調だったのが冷蔵庫で、数量前年比3%減ながら金額前年比は7%増へ。高価格帯製品の増加が金額ベースの成長を後押しした結果だという。特にエコポイント制度開始後の5月が金額前年比14%増、6月が20%増と顕著な伸びを示した。

 デジタルカメラ市場はコンパクト/一眼レフともに苦戦。数量前年比で14%減と、昨年末からのマイナス成長が続く厳しい結果となった。メーカー各社は新しい取り組みに躍起で、コンパクトはさまざまな機能の追加を行ない、一眼レフにおいては動画機能の搭載率が約50%に達したという。

 PCディスプレイの小売向け市場は、数量前年比21%増。平均価格の下落が数量増加につながったものの、単価平均が下がったことで金額前年比では14%減となっている。傾向としてアスペクト比16:9でフルHD対応のモデルが続々と登場し、販売を伸ばした。

 携帯電話は数量前年比で16.8%減の1,790万台。デジタルカメラ同様に、前年からの落ち込みペースが続く結果となった。付加機能が飽和状態になる中で、カメラの高画素化が加速。1,000万画素カメラ搭載のモデルは6月単月で市場の約10%を占めたという。カメラ機能の高性能化は、今後も続くものと見られている。
《小口》

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