サイボウズ、無料利用も可能なグループウェア「サイボウズLive」発表

エンタープライズモバイルBIZ

2009年11月27日（金） 14時00分

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　サイボウズは26日、会社以外の“セカンドグループ”などでの利用に有効な新しいグループウェア「サイボウズLive」を発表した。

　「サイボウズLive」は、スケジュールやアドレス帳、文書などを共有するためのグループウェアサービス。20人までのグループなら無料で作成可能となっている。1グループ21人以上で利用する場合は、月数百円ほどの利用料が必要となる予定。

　現在、チームワークが必要な場は、社内だけにとどまらず、協業先や地域の活動、共通の趣味を持つ者の集まりなどさまざまなセカンドグループごとに生まれている。「サイボウズLive」では、メールや電話での単発のやり取りで終わってしまっているコミュニケーションを一本化することで、自身を中心に派生する多岐に渡るグループの情報を一元管理できるとのこと。たとえば、製作会社や代理店と広告デザインのやり取りや出稿スケジュールを管理する、釣り仲間と釣りに行く場所やスケジュール調整するなどといった使い方がリリースでは例示されている。

　「サイボウズLive」はすでにβ版が完成しており、26日にサイボウズユーザー向けに開催された「サイボウズスペシャルイベント」来場者に約200のIDが配布された。すでに配布済みのIDと合わせて1,000名強が利用中となっている。今後は利用者の意見を反映させながら、来年春までに一般公開できるよう開発を進めていく。2010年度中に10万ユーザーの加入を目指す予定だ。

《冨岡晶》