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HPCシステムズ、パーソナルクラスタシステムのエントリーモデル「BoxCluster SYN」を販売開始

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BoxCluster SYN
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 HPCシステムズは20日、科学技術計算・CAE解析などでの利用向けに、パーソナルクラスタシステムのエントリーモデル「BoxCluster SYN」の販売を開始した。

 「BoxCluster SYN」は、クアッドコア インテルXeonプロセッサ3500シリーズ2CPU(8コア)と最大48GBメモリをシステム全体で搭載可能なパーソナルクラスタシステム。1CPUと最大24GBメモリ、SATA HDD 3台を搭載可能なHPCサーバノード2基を、GbEでPeer-to-Peer接続し、デスクサイドサイズの筺体にすべてパッケージされている。グラフィックカード搭載も可能で、一台で高度な解析と解析結果の表示が実行可能。また騒音レベルについても負荷時でも最大48.6dB(A)と静粛になっている。

 最新のインテルXeonプロセッサ3500シリーズでは、システムバスが従来のフロントサイドバス(FSB)から高速なPoint-to-Point接続のインテルQuick Pathインターコネクト(QPI)に変更されている他、メモリコントローラの内蔵、高速・低消費電力のDDR3メモリの採用、8MBの共有L3キャッシュの採用などによりメモリアクセスの高速化をはじめとする性能向上が図られている。

 HPCのクラスタシステムは、量子化学計算、バンド計算、流体解析、構造解析、ゲノム解析をはじめとする科学技術計算、CAE解析用途に利用できるようにするため、計算機ハードウェアの開発、検証と各種アプリケーションの検証、最適化が行れているとのこと。対応OSはCentOS x86_64、RedHatEnterprise Linux WS x86_64。
《冨岡晶》
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