気象衛星ひまわり6号、3時間近く通信不能に 〜 現在は復旧 | RBB TODAY
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気象衛星ひまわり6号、3時間近く通信不能に 〜 現在は復旧

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気象庁サイトでは、逐次状況が報告された
  • 気象庁サイトでは、逐次状況が報告された
  • 気象衛星の画像について、該当時間帯が欠落している
 気象庁は、「運輸多目的衛星新1号(ひまわり6号)」について、電波の送受信ができない状態が発生したことを発表した。現在は復旧している。

 11日21時26分より、通常使用される電波の送受信ができない状態が発生。緊急用のチャンネル(USB)では電波は捕捉できていることから、何らかの原因により、衛星の異常が発生したという。航空管制機能については、「運輸多目的衛星新2号機(ひまわり7号)」に切り替えて、正常に働いており、運用への影響はないが、22時00分〜翌0時30分にかけて、全球画像などの観測が欠落したという。

 気象庁では、「運輸多目的衛星新2号機(ひまわり7号)」による緊急バックアップ観測を行うこととし、11月12日01時00分(全球画像)より観測を開始した。また原因についても、姿勢安定装置の異常により、同衛星の姿勢が不安定となったため生じたものと判明したとのこと。そこで、姿勢を安定させるための所定の作業を行い、11月12日02時17分に姿勢が安定したとしている。

 気象観測については、11月12日13時00分(全球画像)から「運輸多目的衛星新1号(ひまわり6号)」による観測を再開し、「運輸多目的衛星新2号(ひまわり7号)」のバックアップ観測を終了した。
《冨岡晶》
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