『2025 Melon Music Awards(MMA)』で、K-POP第3世代を代表するアーティストたちの健在ぶりが改めて証明された。G-DRAGONとジェニーが大賞を受賞し、EXOが8年ぶりに完全体で帰還するなど、“K-POPの原点”を感じさせる一夜となった。
12月20日、ソウル・高尺スカイドームで開催された『2025 Melon Music Awards』には、ハンロロ、Hearts2Hearts、KiiiKiii、BOYNEXTDOOR、NCT WISH、RIIZE、aespa、ALLDAY PROJECT、G-DRAGON、ジェニー、EXOらが出演し、華やかなステージを繰り広げた。
この日、「ステージ・オブ・ザ・イヤー」を受賞したaespaは、18カ国28都市を巡るグローバルツアーをすべて完売させた実績を背景に、変わらぬ存在感を示した。ウィンターは「デビュー当初は無観客のステージが多く、舞台が怖いと感じることもあったが、MYと一緒にステージに立つことで幸せになれた。これからもMYに幸せを届けられるアーティストになりたい」と語り、ファンへの思いを明かした。

「グローバルアーティスト」賞を受賞した際には、ニンニンが「もう1年が過ぎて再びMMAの舞台に立てた。今年も本当に感謝している。これからもっと努力して、より良い音楽を届けたい」と感謝を述べた。体調不良が一時的に報じられたものの、ステージでは完璧なパフォーマンスを見せた。
ジェニーはソロアーティストとして大賞の一つ「今年のレコード賞」を受賞した。『Seoul City』で幕を開けたステージでは、ハングルがあしらわれた衣装で登場し、“韓国の美”を体現。コーチェラを凌ぐとも評される圧巻のステージで会場を熱狂させた。
受賞スピーチでは「先ほどまでステージに立っていて、まだ頭が真っ白だ。今年は初のソロアルバムも出せて、とても意味のある1年だった。会社やスタッフ、今日のステージを作ってくれた皆さん、そして50人のダンサーに心から感謝したい」と語り、「メンバーたちが本当に恋しい。ひとりだと寂しい。BLINK、愛しています」と率直な思いを伝えた。

EXOは8年ぶりにMMAの舞台に登場した。今年は新作アルバムを発表していないものの、K-POP第3世代の幕を開き、ミリオンセラー時代を築いたグループとしての存在感は圧倒的だった。ド・ギョンスは同日、俳優キム・ウビンとシン・ミナの結婚式に一時参加した後、再びMMAのステージに立つという姿を見せ、注目を集めた。リーダーのスホはレッドカーペットでファンへの愛情を存分に表現した。
ステージではEXOの代表曲を披露。EXOの歴史を象徴するロゴ映像がVCRで流れ、来月発売予定の8thアルバム収録曲『Back it up』が初公開されると、会場は最高潮の盛り上がりを見せた。カイの力強いダンス、セフンの動きに続き、ド・ギョンスのボーカルが際立つ新曲には、「タイトル曲への期待がさらに高まった」といった評価が相次いだ。

G-DRAGONは、8年ぶりに発表したソロアルバムの価値を3つの大賞で証明した。「今年のアルバム賞」「今年のアーティスト賞」「今年のベストソング」を受賞し、「受賞までの道のりは長く険しいが、それだけ意味があるので全く苦ではない。本当にうれしい」と語った。さらに「『HOME SWEET HOME』はアルバムの1曲目で、BIGBANGのメンバーが一緒に参加してくれたおかげで、温かい1年を過ごせた。皆さんも家族や友人と温かい時間を。ハッピーニューイヤー、メリークリスマス」と感謝の言葉を送った。
第3世代のアーティストたちが今なおシーンの中心に立ち、次の世代へと確かな影響力を示した『2025 Melon Music Awards』。K-POPの現在地と未来を同時に映し出す授賞式となった。

そのほかの主な受賞結果は以下の通り。
・今年のアーティスト:G-DRAGON
・今年のアルバム:G-DRAGON『Übermensch』
・今年のベストソング:G-DRAGON『HOME SWEET HOME(feat. SOL、D-LITE)』
・今年のレコード:ジェニー
・今年の新人:ALLDAY PROJECT、Hearts2Hearts
・TOP10:ロゼ、イム・ヨンウン、ジェニー、aespa、BOYNEXTDOOR、G-DRAGON、IVE、NCT WISH、PLAVE、RIIZE
・ステージ・オブ・ザ・イヤー:aespa
・グローバルアーティスト:aespa
・ベストソロ男性:G-DRAGON
・ベストソロ女性:ロゼ
・ベストグループ男性:BOYNEXTDOOR
・ベストグループ女性:IVE
・ベストパフォーマンス女性:ILLIT
・ベストパフォーマンス男性:RIIZE
・ベストプロデューサー:ZICO
(記事提供=OSEN)



