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デジタル家電の下取りセールで景気回復!?

IT・デジタル ノートPC
アイシェア調べ
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 アイシェアは19日、「下取りセール」に関する意識調査の結果を公表。下取りに出したいものとして、1位の「衣類」に次いで2位は「PC」となり、以下は「その他家電」「デジタルカメラ」「PC周辺機器」が続き、上位をデジタル家電関連が独占した。

 今回の調査は、下取りセールに関して、20〜40代を中心とするネットユーザー男女357名を対象とした有効回答をまとめたもの。男女比は男性が54.9%、女性が45.1%。年代別では20代が35.9%、30代が30%、40代は34.2%。調査期間は2009年4月23日〜28日。

 下取りセールとは、手持ちの不要品から新商品に買い換える際に不要品を店側に買い取ってもらい、買取金額分を新品購入金額から差し引くこと。ほかに買取金額分を、割引券やポイントに交換するケースもある。単に新品を購入するよりも金額が安く抑えられることから、下取りセールの人気が高まっているが、今回の調査で下取りに出したいものを尋ねたところ、性別、年代を問わずトップは衣類(22.4%)。2位はPC(16.2%)で、以下、その他家電(12.3%)、デジタルカメラ(11.0%)、PC周辺機器(10.1%)と続き、衣類を除き上位はPCやデジタル家電が占めたことになる。

 次に、下取りセールの一番の魅力を3択で尋ねると、最も多かったのは「いらないものを引き取ってくれる」で46.1%。そして「割引等で次の購入が安くすむ」が41.2%、「新しいものを購入するきっかけになる」が12.7%という順になった。女性と30代では半数以上が「いらないものを引き取ってくれる」を選択し、20代では「割引等で次の購入が安くすむ(48.7%)」が高い数値だった。

 デジタル家電は、不要品として処分する際にはリサイクル料金が発生する。そして、PCやテレビなどサイズが大きく、重いものになればなるほど、処分時の搬送が大きな手間となる。まずは「引き取ってもらう」だけでも魅力を感じるようだ。また、「割引等で次の購入が安くすむ」と「新しいものを購入するきっかけになる」は買い替え需要に結びつく。デジタル家電においては、下取りセールにより買い替え需要を喚起させることで市場が大きく動きそうだ。
《加藤》
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