恐怖のインフルエンザ、企業はどんな対策を?〜「アリババ」調べ | RBB TODAY
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恐怖のインフルエンザ、企業はどんな対策を?〜「アリババ」調べ

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調査結果
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 「Alibaba JAPAN」では、中小企業の経営陣に対し、「インフルエンザ」に関する意識調査を実施した。調査期間は1月30日〜2月2日。300名の回答を集計した。

 「従来型のインフルエンザについて知っていることは何か」を複数回答形式で聞いたところ、トップは「急に高熱(38〜40度)が出る」88.3%、次に「インフルエンザにはいくつかの種類がある(A型、B型など)」84.3%、「重症化すると命にかかわることがある」81.7%、「感染力が強い」81.3%が続くという結果になり、おもな特徴は広く認知されていることがわかった。

 次に、自身が経営する会社の職場で従来型インフルエンザの予防対策の実施は必要と思うかどうかを尋ねたところ、「必要であると思う」は72.7%となった。さらに、「必要であると思う」と回答した218名に、会社の職場ですでに実施している予防対策は何かを聞いたところ、1位は「手洗いやうがいの励行」78.4%、続いて「咳が出たときのマスク着用の励行」60.6%、「流行前のワクチン接種を勧める」45.4%、「職場を適度な温度・室内に保つ」44.5%で、「手洗い・うがい」や「マスク着用」など、日頃から実施することができる基本的な予防対策が上位を占めた。

 「新型インフルエンザについてどの程度知っているか」を尋ねたところ、「内容を理解している」は7割弱となることが分かった。次に、新型インフルエンザの説明をした上で全回答者300名に、「新型インフルエンザを脅威と感じているか」を聞いたところ、94.6%が「脅威と感じている」と回答した。

 さらに「脅威と感じている」と回答した284名に新型インフルエンザの対策を実施しているかどうかを尋ねたところ、「すでに実施している」は9.2%、「まだ実施していないが、実施の予定がある」は29.2%にとどまった。一方「実施しておらず、実施の予定はない」は61.6%。このように中小企業経営者の多くが新型インフルエンザを脅威と感じているが、対策を進めることができていない実態が明らかとなった。

 また、「対策の実施をしておらず、実施の予定はない」175名に、実施や実施の予定がない理由を複数回答で聞いたところ、トップは「知識がなくどう対応したらよいか分からない」41.1%、続いて「対策用の予算をつける余裕がない」35.4%、「通常業務で忙しく、対応している時間がない」25.1%となった。中小企業が、新型インフルエンザについて、知識的、時間的に何らかの対応策を講じる必要があることが感じられる。

 新型インフルエンザでは、ウイルスが広範かつ急速に世界的規模で流行すること、いわゆる「パンデミック」が大きく心配されている。この「パンデミック」という言葉を知っているかどうかを尋ねたところ、「知っており、内容も詳しく理解している」が13.0%、「知っており、内容もある程度理解している」が21.7%、「名前を聞いたことがあるが、内容は理解していない」が25.0%となり、「知っている」人は全体の6割にのぼることが分かった。

 次に、「パンデミック」の説明をした上で全回答者300名に、「『パンデミック』になった場合、自身が経営する会社の運営に関してどんな点を懸念するか」を複数回答形式で聞いたところ、トップは「社員への感染」79.0%、次に「労働力の不足」51.3%、「自社の業務や生産活動の縮小・中断」48.0%となった。
《織本幸介》
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