ジェイマジック、画像認識プラットフォーム「SAYL2」の提供を開始 〜 新機能「顔認識API」対応 | RBB TODAY
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ジェイマジック、画像認識プラットフォーム「SAYL2」の提供を開始 〜 新機能「顔認識API」対応

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サービスイメージ(SAYL)
  • サービスイメージ(SAYL)
 ジェイマジックは23日、あらたに高精度の顔認識技術を搭載した画像認識プラットフォーム「SAYL2(セイル・ツー)」の提供を開始した。

 「SAYL2」は、色や構図、物体の特徴などを自動的に認識できる画像認識・検索プラットフォーム「SAYL」に対して、同社が「顔ちぇき!」などで培ったノウハウを投入し、「顔認識」関連機能を強化した新バージョンとなる。

 人間の顔が写っている画像を入力すると、その位置、性別・年齢などを認識できる。画像の「特徴点」を基準にした「オブジェクト認識」機能、「構図」や「色」を基準にした「類似画像検索」機能に加え、あらたに性別、年齢などが異なる人間の顔を認識対象とする「顔認識」機能となっている。「顔認識」機能では、対象画像の中から、顔の写っている位置を特定し、被写体の目、鼻、口などの器官検出を行い個人の顔の「特徴量」から、事前に登録されている顔データとの比較や顔の属性判定(性別、年齢など)を行う事が可能だ。

 任意の顔データを「SAYL2」へ登録することで独自比較コンテンツの作成が可能で、たとえば「オシャレ度55%、セレブ度70%」など顔による「要素分析」診断や、「ツーショット写真で相性度チェック」など、エンターテイメント性の高い企画が実現できるという。そのほか、顔認証、顔デコレーションなどの機能にも対応する。同社では、屋外街頭ビジョンにおける視聴調査、デジタルサイネージ、写真分類といった用途を提案、展開していくとのこと。なお顔認識関連技術は、オムロンの「OKAO Vision」を利用して実現した。初期費用50万円(税別)〜、月額利用費30万円/月〜でASP形式での利用が可能。
《冨岡晶》
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