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三井住友銀行、インターネットバンキングでNSDと提携〜決済業務における内部統制強化を推進

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機能概要図
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 三井住友銀行は25日、日本システムディベロップメント(NSD)と、決済業務における内部統制強化ソリューションの推進で相互協力する業務提携を締結した。

 現在、日本国内においては日本版SOX法の施行などを背景に、内部統制強化の動きが活発化してきている。三井住友銀行では、顧客の決済業務における社内不正防止(内部統制強化)をサポートすべく、2008年7月、法人向けインターネットバンキング「パソコンバンクWeb21」において、顧客の社内システムで暗号化された総合振込や給与(賞与)振込の振込データを直接取り込んで伝送できる機能を導入した。これにより振込データ伝送担当者による改竄(社内不正)を予防することが可能となる。

 この機能を利用するには、顧客側の社内システムに「PGP暗号化ソフト」の導入が必要となることから、今回のNSDとの業務提携に至ったとのこと。新しいセキュリティ強化サービス「振込データ改ざん防止システム」のコアとなる暗号化エンジンに、NSDの「PGP. Command Line」が採用されており、今後両社は、「PGP. Command Line」の導入について三井住友銀行がその顧客をNSDに紹介し、両社共同にて内部統制強化についてのセミナーを開くなどの協力関係を展開していく予定だ。
《冨岡晶》
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