シマンテック、IRM戦略の一環として「Symantec Data Loss Prevention version 9.0」などを発表 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

シマンテック、IRM戦略の一環として「Symantec Data Loss Prevention version 9.0」などを発表

エンタープライズ その他
 シマンテックは21日、組織の電子メール、ファイルなどの非構造化データの保護と管理を支援する情報リスク管理(IRM)戦略を公開し、その一環として、情報漏えい防止ソリューション「Symantec Data Loss Prevention version 9.0」を発表した。国内では2009年前半に発売が予定されている。

 Symantec Data Loss Preventionは、エンドポイントにおける機密情報のコピーや貼り付け、USB デバイやCD/DVDドライブへのコピー、印刷、FAX送信などを防止するソリューション。Symantec Data Loss Prevention version 9.0では、エンドポイントに端を発するデータ漏えいのイベントに対する広範なサポートが追加され、企業ネットワークに接続していない間に従業員がノートパソコンを使って送信する電子メール、Web メール、インスタントメッセージによる情報漏えいの防止を可能としたのが最大の特徴だ。

 また、データ検知機能も改良され、ポリシー違反がないかコンテンツリポジトリのすべてのファイルを検査する既存のモードと、コンプライアンス違反があるサーバーやリポジトリをすばやく集計するコンプライアンスモードの2つのモードが用意されている。さらに、インベントリスキャンの高速化も行われている。

 このほか、IRM戦略に基づく新製品として、電子メールとインスタントメッセージをカバーする総合的なインバウンド保護やアウトバウンド制御、総合的なレポートと詳細な制御による容易な管理を実現した「Symantec Brightmail Gateway」、およびデータ重複排除機能と電子データ開示要求機能を強化し、非構造化データの保存コストを60%以上削減したインテリジェントアーカイビングプラットフォーム「Symantec Enterprise Vault」もあわせて発表されている。
《富永ジュン》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top