ブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開するアイシェアが、ミニノートパソコンに関する調査を行った。20〜40代を中心とするネットユーザー449名の回答を集計した。 低価格、小型・軽量の「ミニノートパソコン」市場が活発だ。主な機能をインターネットやメールに絞り、価格帯を抑えた「ネットブック」の登場で、さらに注目の度合いを高めているようだが、ネットユーザーはどの程度購入意思をもっているのだろうか。 ミニノートパソコンについては、全体の55.5％が「スペックや価格などを調べたことがある」と回答。また、ヒューレットパッカード社がミニノートパソコンの価格を1万円以上値下げしたことを伝え、「今後ミニノートパソコンの価格はどうなると思うか」を聞いたところ、「もっと安くなる」、「ちょっとだけ安くなる」と回答した人がそれぞれ38.5％となり、全体の約8割が「今後まだ安くなる」と考えていた。 購入意思があるかを尋ねると、「もっと安くなれば購入する」が32.5％、「もっと高性能になれば購入する」が19.8％、「購入を検討中」が6.9％で、全体の59.2％が購入意向を示していた。年代別では、30代、40代では34％ほどが「もっと安くなれば購入する」と答えたのに対し、20代では「もっと高性能になれば購入する」が「もっと安くなれば購入する」をやや上回っており、30代、40代に比べ性能重視の傾向にあることが伺えた。一方で、20代は43.8％が「ミニノートパソコンに興味は無い」と答えており、30代、40代に比べ多かったのも興味深い。 全体の約6割が購入意欲を示したミニノートパソコン。価格や性能など、今後に期待している人は多いようだ。
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