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「やっと来たかぁ!!」——黒川智花がキャラメルボックス公演で念願の初舞台

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出席者。左から脚本・演出の真柴あずき氏、主演の西川浩幸、黒川智花、脚本・演出の成井豊氏
  • 出席者。左から脚本・演出の真柴あずき氏、主演の西川浩幸、黒川智花、脚本・演出の成井豊氏
  • 初舞台の話を聞いた第一声が「やっと来たかぁ!」だったという黒川智花
  • 成井豊氏「大切にしているこのクリスマス公演で、劇団のキャッチフレーズである“人が人を思う気持ち”を伝えていきたいと思います」
  • 黒川智花「クリスマスにふさわしい、本当に心温まるお芝居ですので、自分と同年代の人たちはもちろん、家族どうしや恋人どうしでも観に来てほしいです」
  • 西川浩幸「このお話は親子の物語であり家族の物語です。キャラメルボックスに新しい家族の一員が増えたことを嬉しく思うとともに、それがより楽しい素敵な家族になれるようにこの3カ月を頑張っていきたいと思います」
  • 真柴あずき氏「初舞台というのは人生に一度きりです。智花ちゃんのそのドキドキ感を、一緒に味わいたいと思います。キャラメルボックスは誰にでも楽しめるということを常に心がけていますので、これまでお芝居を観たことがない人でもこの機会に是非劇場に足を運んでいただけたらと思います」
  • 会場のモニターではLivespire版「嵐になるまで待って」の予告編が流された
  • 舞台の感動がスクリーンでよみがえる!
 演劇集団キャラメルボックス恒例のクリスマス公演が、テレビドラマなどで活躍する黒川智花の主演で上演される。脚本・演出の成井豊、真柴あずき両氏、主演の黒川智花、西川浩幸出席による製作発表が行われた。

 今回が初舞台となる黒川智花だが、主演した前述のドラマ「雨と夢のあとに」が翌年キャラメルボックスの公演として舞台で上演されたのを観た際、「私もあの舞台に立ちたい」とつぶやいていたエピソードも披露された。念願がかない、あこがれのキャラメルボックスの舞台に立てる喜びが全身から溢れ出す会見となった。
 
 また彼女は今公演の舞台稽古に先立ち、今年の春からキャラメルボックスの稽古に参加していたという。キャラメルボックスの稽古は筋力トレーニングやダンス、エアロビクスといった身体訓練が厳しいことで知られるが、彼女も劇団員と一緒に同じメニューを嬉々としてこなしていたとのことで、成井豊氏も見た目以上のその芯の強さ、内に秘める情熱に驚いていた。
 
 女優黒川智花の魅力を「稽古でも同じことを繰り返すのではなく、柔軟に繊細な感情表現ができる、うまい女優」(成井)、「役を超越して心と心で会話ができる」(真柴)、「所属俳優の上川隆也は誰よりも芝居が好きな俳優だが、その上川と同じくらい芝居が好きで、芝居に飢えているというのを感じる。役者として大事なものを持っている」(西川)と表現した3人に対し、黒川智花もキャラメルボックスの魅力を「何度でも観たいと思う、みんなを引き込む力のある世界。観ている人にエネルギーを与えてくれるその舞台に立てることを本当に嬉しく思います」と語る。キャスト・スタッフが一丸となって全力で観客に楽しんでもらえる舞台を作っていくことを印象づけた。

 さらにこの会見で、今作品の2009年全国ロードショー公開も発表された。ソニーの「Livespire(ライブスパイア)」という新しいデジタルライブコンテンツ配給サービスとキャラメルボックスがタッグを組み、舞台作品を映画館で上映するという試みだ。このLivespireとは、ソニーが最新のデジタル機器を駆使して舞台作品をハイビジョン映像で撮り下ろし、劇場公開用に仕上げたものを全国の映画館でロードショー上映しようというもの。今年の夏に上演した舞台「嵐になるまで待って」がキャラメルボックス作品第1弾として来春公開予定となっており、その第2弾として今回の「君の心臓の鼓動が聞こえる場所」も公開が決定しているという。

 キャラメルボックス2008クリスマスツアー「君の心臓の鼓動が聞こえる場所」は11月1日札幌公演を皮切りに、11月9日から神戸、11月21日から名古屋、11月29日から東京で上演される。
《RBB TODAY》
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