この1年で急普及のBDレコーダー、今後は価格がカギか? カカクコム調べ | RBB TODAY

この1年で急普及のBDレコーダー、今後は価格がカギか? カカクコム調べ

 カカクコムは4日、Blu-ray Disc(BD)レコーダーに関するユーザー意識調査の結果を発表した。同調査結果によると、回答者中の約1割がBDレコーダーを所有。未所有者のうち今後「購入したい」「購入を検討している」と回答したのは5割を超えた。

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BDレコーダーの購入意欲
  • BDレコーダーの購入意欲
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 カカクコムは4日、Blu-ray Disc(BD)レコーダーに関するユーザー意識調査の結果を発表した。同調査結果によると、回答者中の約1割がBDレコーダーを所有。未所有者のうち今後「購入したい」「購入を検討している」と回答したのは5割を超えた。

 同調査は、価格比較サイト「価格.com」のユーザー4,978名(男女比率:男89.1%、女10.9%)を対象に、2008年8月18日から8月25日までの期間に実施された、BDレコーダーに関する調査。9割9分の割合でBDレコーダーの存在は広く認知され、所有者は全体で1割超、未所有者のうち購入が期待されるのは5割超という結果であった。しかし、一方では「購入の意向はない」という回答が3割に上った点も注目される。

 所有者に対してさらに購入時期を尋ねると、半年以上1年未満が27.4%、3ヵ月以上半年未満が18.6%、1ヵ月以上3ヵ月未満が22.4%、1ヵ月未満が22.6%という結果で、所有者の9割が1年以内に購入したことがわかる。そして興味深いのは所有者の購入理由。回答率68.5%で1位の「デジタル放送を高画質で保存したから」や、同44.2%で2位の「映画など高画質で楽しみたいから」に続き、「ブルーレイに規格が統一されたから」という理由が同40.2%の僅差で3位となったのだ。

 DVDの次世代規格としてHD DVDとBDが対峙したなか、HD DVDの撤退宣言とともに、BDがデファクトスタンダードとなったのは2008年1月のこと。両立する2つの規格で迷っていたユーザーが、これを機に購入へといたった背景がうかがえる。そこで気になるのは今後の動向だ。「購入したい」「購入を検討している」という回答が5割を超えた点に、BDレコーダーの普及に対する期待感が得られる。しかし、購入へと結びつくかどうか実際には不透明感に包まれるだろう。それをぬぐう追い風となるのが、「購入の意向はない」という回答の理由から見えてくる。

 調査結果から、回答率32.4%で3位の「ブルーレイレコーダーの良さがわからない」を上回り、「記録メディアの価格が高いため」(2位/同46.5%)や「ブルーレイレコーダー本体の価格が高いため」(1位/同58.8%)という“価格の高さ”が購入前の大きな障壁となっていることがわかる。しかし、BDレコーダーの価格は徐々に安くなり、100,000円を下回る廉価モデルも登場してきた。現在主流のDVDレコーダーがかつて、発売当初から価格低下の道を歩んだように、BDレコーダーも今後ますます価格下落の傾向が進んでいくはずだ。そうなれば「購入の意向はない」と考える向きは弱まり、BDレコーダーの普及が一気に加速すると思われるのである。

 なお、今回の調査では2008年7月にスタートしたばかりの「ダビング10」に関する質問も行なった。これによると、ダビング10を「知っている」という回答が7割程度で「知らない・よくは知らない」の合計が約2割。運営開始から1ヵ月程度で実施された調査だったためか、認知度はまだまだ低い。また、ダビング10の利便性について尋ねると、「便利になった」という回答率42.4%を上回り、「特に変わらなかった」が54.8%にまで上った。ここからは、見たい番組を撮ることはあっても、それをダビングする機会はあまりないというユーザー傾向がうかがえる。
《近藤》

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