関東学院と富士通、SNSとeラーニングを融合した入学前教育を日本で初めて導入 | RBB TODAY
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関東学院と富士通、SNSとeラーニングを融合した入学前教育を日本で初めて導入

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SNS内で活用されるコミュニケーションの例
  • SNS内で活用されるコミュニケーションの例
 関東学院大学と富士通は1日、関東学院の2008年度の工学部入学生を対象に、日本で初めて、2007年12月から4か月間、SNSとeラーニングを融合した入学前教育を実施したことを発表した。

 関東学院では、2002年から推薦入試合格者とAO(アドミッションズ・オフィス)入試合格者を対象に、大学での専門教育に必要となる数学・英語・物理などの基本的な知識を再確認し大学での講義をスムーズに受講できるように、紙やDVDなどの教材を利用した通信教育による入学前教育を実施している。また2006年には、eラーニングを取り入れ学生1人1人の詳細な学習履歴やテスト結果の収集・分析を行い、積極的に学生の個別指導を行っているという。

 関東学院と富士通は、2008年度の工学部の入学生を対象に、個々の学力レベルに合わせた繰り返し学習に有効なeラーニングと、コミュニケーションを活性化できるSNSの、それぞれのメリットを組み合わせた入学前教育を行ったとのこと。これにより、学生が入学後に必要となる基礎学習と情報リテラシー教育に加え、あらたに、大学と学生および学生同士のコミュニケーションを可能にした。入学前の学生が抱える不安・疑問の解消や共同研究などに重要となるコミュニケーション能力の向上といった効果をあげることができたとしている。

 今回のシステムでは、eラーニングのアプリケーションソフトウェアとして高い実績をもつ「Internet Navigware(インターネットナビウェア)」をベースにしたアウトソーシングサービス「NavigStage(ナビステージ)」を、またSNSについては、企業・組織で利用実績のあるソフトウェア「知創空間」をベースにしており、富士通グループの製品が幅広く採用されている。
《冨岡晶》
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