日本のコンテンツ市場規模は11.4兆円!〜総務省、メディア・ソフトの実態調査結果を公表 | RBB TODAY

日本のコンテンツ市場規模は11.4兆円!〜総務省、メディア・ソフトの実態調査結果を公表

 総務省は2日、さまざまなメディアを流通するコンテンツ(メディア・ソフト)の制作・流通状況に関する調査・分析の結果を公表した。「メディア・ソフトの制作および流通の実態」として年次で実行している調査の結果となる。

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市場規模の推移(ソフト形態別)
  • 市場規模の推移(ソフト形態別)
  • ソフト別の構成比
  • 一次流通市場
  • マルチユース市場
  • 【左】インターネット利用者の有料コンテンツ利用状況(直近1ヶ月) 【右】一人当たり有料コンテンツ利用金額(直近1ヶ月)
 総務省は2日、さまざまなメディアを流通するコンテンツ(メディア・ソフト)の制作・流通状況に関する調査・分析の結果を公表した。「メディア・ソフトの制作および流通の実態」として年次で実行している調査の結果となる。

 2006年の各メディア業界の統計データ等を、「ソフト(コンテンツ)」の内訳別に再編し、「ソフトの市場」を推計することにより、「ソフトの制作・流通のトレンド」を包括的に把握・分析したもので、具体的には、映像系・音声系・テキスト系の別、ソフトの一次流通・二次利用(マルチユース)の別で分析し、またネットワーク(PCインターネット、携帯インターネット等)での流通について調査した内容となっている。

 これによると、日本のコンテンツ(メディア・ソフト)の市場規模(2006年)は11兆4,494億円となった。映像系、音声系を中心に、市場は拡大基調にあり、対前年比で1.4%(1,547億円)の増加を見せている。市場規模は03年にすでに10兆円超に達しているが、以降も継続して増加しているとのこと。コンテンツの制作金額は3兆9,500億円(対前年比0.9%増)で微増だった。

 映像系ソフト(テレビ番組、映画等)と音声系ソフト(音楽、ラジオ番組等)は引き続き拡大しており、映像系で5兆4,195億円(対前年比2.1%増)、音声系で1兆354億円(対前年比7.5%増)、テキスト系で4兆9,945億円(対前年比0.6%減)の規模となっている。

 なかでも一次流通市場の8兆9,520億円(対前年比0.6%増)に対して、マルチユース市場(二次利用)は2兆4,974億円と4.1%増と伸び、市場全体の2割超に達している。またネットワーク流通市場も、拡大が続いており、対前年比8.6%(696億円)と大きく増加した。

 ネット関連では、パソコン、携帯電話等を利用したネットワークでの流通の高い伸びが続き、06年では対前年比約9%の増加で8,763億円に達した。インターネット(パソコン、携帯電話)利用者の48.6%が有料コンテンツを利用しており、有料コンテンツ利用者の約3割がパソコンと携帯電話の両方で利用中とのこと。インターネットの有料コンテンツ利用者一人当たりの利用金額(1か月)は、1,395円で映像系(722円)、音声系(462円)、テキスト系(211円)の順。また、パソコンでの利用金額は1,970円、携帯電話での利用金額は688円となった。
《冨岡晶》

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