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日立コミュニケーションテクノロジー、HD品質でビデオ会議やテレビ電話が可能な「NetCS-HD」を開発

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 日立コミュニケーションテクノロジーは30日、ビデオ会議システム「NetCS series」の後継製品として、IPテレフォニーシステムと融合・連携するHD映像ビジュアルコミュニケーションシステム「NetCS-HD」を発表した。現在開発中で、2008年10月より販売を開始する。

 「NetCS-HD」は、「HD映像」「IP-PBX連携」「既存ビデオ会議システム接続」の機能を搭載し、NGN時代にマッチしたビジュアルコミュニケーションシステムとなるとのこと。

 現在「NetCS series」は、PCを使用したデスクタイプ「NetCS」と、「高画質・高音質、低価格・簡単操作」のルームタイプ「Sympasite」が発売中だが、「NetCS-HD」でも会議端末として、「会議室設置タイプ」とPC利用の「デスクトップタイプ」の2タイプが提供される(最大200端末で利用可能)。内線相互のテレビ電話から一般電話機を含めたビデオ会議が可能なほか、FOMA、フレッツフォン対応機器を端末として利用できる(2009年3月予定)。これにより、外出先からFOMA(テレビ電話)を使ったビデオ会議や、サテライト・オフィスなどからフレッツフォン対応機器での参加も可能となる。ポリコム、ソニー、LifeSizeなどの既設ビデオ会議システムとの接続が可能となっている。

 映像コーデックとしては、ネットワーク帯域の変化やパケットロスに対し映像帯域を制御可能な最新の「H.264SVC」を採用。また、従来の多地点接続装置(MCU)を利用しない方式のため、映像・音声の遅延時間が小さくなる見込み。

 なお「NetCS-HD」は、7月17日〜18日に東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催される「HITACHI uVALUEコンベンション2008」に参考出展される予定だ。
《冨岡晶》
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