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【スピード速報】昼夜速度差最大は福井県で夜は昼の3倍速い、昼速いのは山口県と京都府

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都道府県ごとに平均ダウンロード速度(ダウン速度)の昼夜差で色分けした。夜の方が速い県における昼夜の速度差が最大なのは福井県で3倍近い大差。2位は青森県で2倍強。逆に、昼の方が速い県では、速度差最大の山口県でも昼が夜より1.3倍速い程度
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 今回は都道府県ごとに平均ダウンロード速度(ダウン速度)の昼夜差を分析する。2008年6月10日〜16日の測定データから実施場所の都道府県が特定できるものを用いて、都道府県別のダウン速度を昼(9時〜17時)と夜(18時〜翌8時)に分けて算出した。

 図を見ての通り、夜の方が速い県と昼の方が速い県に大きく分かれており、地域傾向としては、東北地方、北関東地方、甲信地方、山口県を除く中国地方、香川県を除く四国地方、九州地方においては、夜の方が速い県が優勢に見える。これに対して、中部地方の新潟県・富山県・静岡県、近畿地方の大阪府・京都府・奈良県・和歌山県などでは昼の方が速い。なお、速度トップの栃木県(夜:64.1Mbps、昼:63.9Mbps)は昼夜差がほとんど無かった。

 夜の方が速い県における昼夜の速度差が最大なのは福井県で、なんと夜(14.7Mbps)は昼(5.2Mbps)の3倍近く速い。2位は青森県で2倍強、3位から5位は僅差で愛媛県、熊本県、鳥取県が2倍弱という結果だった。逆に、昼の方が速い県では、速度差最大の山口県でも昼が夜より1.3倍速い程度であった。2位は京都府で1.2倍弱、3位と4位は僅差で富山県と香川県(共に1.16倍)となっている。

 さて、最速の栃木県と同様に速度差が小さかったのは、測定数トップの東京都と、速度最下位の沖縄県だった。この結果からは「速い県は昼夜問わず速く、遅い県は昼夜問わず遅い」という状況がうかがえる。今後のスピードデバイド解消を望みたい。
《平野正喜》
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