【WILLCOM FORUM & EXPO 2008 Vol.4】WILLCOM COREは最大20Mbpsで月額4,000円程度か? | RBB TODAY
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【WILLCOM FORUM & EXPO 2008 Vol.4】WILLCOM COREは最大20Mbpsで月額4,000円程度か?

エンタープライズ モバイルBIZ
WILLCOM COREのデモンストレーション。最大20Mbpsの通信でハイビジョン映像を流している
  • WILLCOM COREのデモンストレーション。最大20Mbpsの通信でハイビジョン映像を流している
  • 通信速度のグラフ。最大で約18Mbps、平均で約10Mbpsのスループットが得られる
  • WILLCOM COREのRFとベースバンドチップの実物。周辺回路がまだないため実働はしない
  • 「PHSデータ通信の現状/今後」。WILLCOM COREの料金は「4,000円前後」との記載があった
  • WILLCOM COREでもW-SIMを採用する予定。しかし、WILLCOM COREの通信モジュールの小型化は難しいため、実現するのは時間がかかる
  • 映像を送受信する端末「映像/音声 送受信用アダプター」(XG005)のコンセプトモデル。映像の入力はアナログ端子を持ちいているため古いビデオカメラでも映像の送受信ができる。MPEG 2やH.264のエンコーダやデコーダを内蔵する
  • スマートフォンのコンセプトモデル
 ウィルコムのプライベートイベント「WILLCOM FORUM & EXPO 2008」では、次世代PHS「WILLCOM CORE」を積極的にアピールしている。

 WILLCOM COREのデモンストレーションは、昨年の「WILLCOM FORUM & EXPO 2007」と同じく、実験用の大型基地局と端末を用いて、最大20Mbpsで通信を行うというものだ。実働するノートPC用のPCカード端末などもなかった。

 しかし、WILLCOM CORE用のRFとベースバンドチップの実物を展示していた。周辺回路はないが、RFとベースバンドチップを披露できたということは、端末の開発も進んでいることが伺える。

 WILLCOM COREは、2009年4月に山手線内で試験サービスを開始し、10月に東名阪に拡大したうえで商用サービスに移行する。通信速度は上下ともに最大20Mbpsでサービスを開始。MIMOなどの技術を加えることで最大100Mbpsまでめどが付いている状態だ。さらに技術を追加することで、200Mbps〜300Mbpsに高速化させる構想もある。

 利用料金に関する資料もあった。「PHSデータ通信の現状/今後」とのプレゼンでは、「4,000円前後」との記載がある。同社が4月18日に公開した次世代PHS事業の進捗状況の資料にも3,000円〜4,000円程度とある。担当者は「検討中」としたものの、同社は定額データプランの「新つなぎ放題」を月額3,880円で提供している。新つなぎ放題は、通信速度に関わらず同じ料金であるため、WILLCOM COREもこのプランで提供する可能性が考えられる。
《安達崇徳》
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