日立、ストレージ管理ソフトウェアを「Hitachi Storage Command Suite」に一本化 | RBB TODAY
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日立、ストレージ管理ソフトウェアを「Hitachi Storage Command Suite」に一本化

エンタープライズ その他
 日立製作所は20日、ストレージ管理ソフトウェア製品の総称を「Hitachi Storage Command Suite」として体系化し、各ストレージ管理ソフトウェア製品名をワールドワイドで統一させ、ストレージ管理ソフトウェア各製品間の連携強化により、さまざまなストレージ運用管理を容易に実現するための機能強化を行った。

 また、NAS製品「Hitachi Essential NAS Platform」とエンタープライズ向けディスクアレイサブシステム「Hitachi Universal Storage Platform V」「Hitachi Universal Storage Platform VM」の機能強化が行われた。ストレージ管理ソフトウェアの新製品、および今回機能強化したストレージハードウェア製品は、5月21日から販売を開始する。

 Hitachi Storage Command Suiteは、各ストレージ管理ソフトウェア製品間の連携を強化し、ストレージ運用管理を容易化した。ストレージ統合管理では、各製品間に共通なボリュームラベルをストレージ管理者自身で定義可能としたほか、性能・容量最適化管理では、性能ボトルネック分析を容易化するとともにスケーラビリティ向上を実現した。また、ビジネス継続管理では、構築・監視・対処に対する一貫した運用支援を可能としている。

 Hitachi Essential NAS Platformでは、NAS仮想化によりファイルサーバを統合する機能「Hitachi File Services Partitioner」が追加された。同機能により、既存のファイルサーバの環境を維持したままの統合が可能となり、ファイルサーバ統合の工数が大幅に低減されるとしている。さらに、エンタープライズ向けディスクアレイサブシステム「Hitachi Universal Storage Platform V」、および「Hitachi Universal Storage Platform VM」では、ボリューム容量の仮想化機能をリモートコピー環境に拡大させる等の機能強化が行われた。
《富永ジュン》
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