富士通は7日、滋賀銀行におけるビジネス情報ナビゲーションシステムを構築したことを発表した。 同システムは、2005年に富士通研究所と共同開発した金融ナレッジの見える化技術に基づくもので、情報統合技術とテキストマイニング技術により、同行の基幹システムに蓄積されたデータや取引先企業の公開情報の文書やデータベースなどのコンテンツから、お金や商品の流れなどの関係を抽出・統合し、地域におけるビジネス状況の相関図を自動で作成、顧客企業に関わる資金の流れや量、取引関係などの情報をさまざまなマップとして自動生成する。 今回の滋賀銀行へのシステム導入にあたっては、業務要件定義支援を富士通総研、アプリケーション開発を富士通ソフトウェアテクノロジーズ、インターフェースデータ開発を滋賀富士通ソフトウェアが担当した。