ウィルコム、スパム対策「Outbound Port25 Blocking」の対象をパソコン宛Eメールにも拡張 | RBB TODAY
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ウィルコム、スパム対策「Outbound Port25 Blocking」の対象をパソコン宛Eメールにも拡張

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サービス提供イメージ
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 ウィルコムおよびウィルコム沖縄は31日に、AIR-EDGEなどを利用したデータ通信における迷惑メール対策を強化するため、2008年6月上旬を目処に「Outbound Port25 Blocking」の対象を拡張することを発表した。

 「Outbound Port25 Blocking」とは、迷惑メール送信業者の多くが使用していると想定される、TCP/IPプロトコルにおける通り道(25番ポート)を規制することで、関係ないISPや独自設置した送信用メールサーバを使ったメールの送信などを制限する仕組み。出会い系・詐欺目的などを中心とした迷惑メールの送信者は、25番ポートを悪用し、迷惑メールの送信者を特定しづらくしていた。

 ウィルコムでは2006年5月より、「Outbound Port25 Blocking」を携帯電話宛てのEメール送信に導入していたが、今回より対象をパソコン宛てのEメール送信にも拡張する。今回の対応により、ウィルコムのインターネット接続サービス「PRIN」および高速化サービス「MEGA PLUS」のいずれかを利用し、ウィルコムのメールサーバを通らずに、25番ポートからプロバイダのメールサーバへメール送信する行為が制限される。

 なお「Outbound Port25 Blocking」対応後、メール送信方法によってユーザ自身で設定変更が必要な場合があるので、各プロバイダに確認のこと。
《冨岡晶》
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