インターネットイニシアティブ(IIJ)とNTTドコモは17日に、IIJがドコモからFOMAサービスの提供を受け、MVNO(仮想移動体通信事業者)としてサービスを開始することで基本合意したことを公表した。 IIJは、卸電気通信役務によるFOMAサービスを受けることで、ドコモのHSDPA網でのFOMAデータ通信専用端末を活用した最初のMVNO事業者となることとなる。 サービス第一弾としては、2008年1月を目処に、法人ユーザ向けに3.6Mbpsの高速モバイルデータ通信に対応したインターネット接続サービスの提供開始を予定しているとのこと。今後IIJは、MVNOとして、モバイルデータ通信を活用する法人ユーザに対して、通信端末からネットワーク、データセンターでの業務システムの保守運用まで、一元的なITアウトソーシングサービスを提供していく計画となっている。