米Blue Coat Systemsは19日(現地時間)、同社の「Blue Coat ProxySG」アプライアンスのユーザー認証機能を拡充したと発表した。SGOS 5.2搭載製品の保守契約を結んでいるユーザーにはこれらの新機能を含むソフトウェアが無償で提供される。 今回の機能拡充では、ユーザーが無効な、または有効期限を過ぎた信用情報を入力するなどして認証を失敗した場合に管理者がユーザーに対しネットワークリソースへの全面的、または部分的なアクセスを許可する「認証失敗時の許可」やゲスト認証に加え、すべてのアクティブ・ユーザーの表示、特定のコンピューターやIPアドレスへのログイン数の制限、1ユーザー当たりに許可されるIPアドレスの数の制限といったユーザー管理機能が利用できるようになった。また、管理者はユーザーが手作業でログアウトするためのログアウトURLの提供、ログイン回数の上限設定、一定の時間が経過した後の再認証の要求なども設定できる。 このほか、以下の認証方法が利用できるようになった。 ・アクティブ・ディレクトリ ・NTLM(NT LAN Manager) ・RADIUS(Remote Authentication Dial-In User Service) ・LDAP(Lightweight Directory Access Protocol) ・デジタルX.509証明書 ・Novell eDirectory ・Oracle COREid ・RSA SecureIDトークン ・Secure Computing SafeWordトークン ・CA eTrust Siteminder ・XML Realmなど