ブルーコートシステムズは27日、WAN上におけるビデオのライブ・ストリーミングやビデオ・オンデマンドといったコンテンツ配信を最適化する機能を、既存の「Blue Coat SGアプライアンス」に付加したと発表した。
Blue Coat SGアプライアンスは、業務に関連するビデオ配信を加速化し、業務に関係のないビデオの影響を軽減あるいは制限するとともに、許可されていないビデオの視聴を企業のポリシーに従って禁止することで、全体のビデオ配信を管理する製品。
今回付加されたのは、法人向けビデオ・ベンダーと提携し開発した、同社のWAN最適化技術と、制作したビデオとの統合を行うためのソフトウェア・インターフェース。これを使用することにより、ビデオ出版ソリューションを利用した企業ネットワークで、ライブ・ストリーミングやオンデマンド・ビデオのワンクリック配信を統合できるとしている。
同社によると、「今回の統合は、技術に詳しくないビデオ制作者と、ネットワーク・インフラ専門家が利用でき、職場での（研修等による）必要なビデオ・コンテンツの視聴をそれぞれが適切に管理することが可能となります」としており、必要なビデオを社員が見たかどうかを確認するためのログおよびレポート機能も提供されている。
《村上幸治》
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