米ブルーコート、リアルタイムなWebフィッシング対策機能を「Blue Coat WebFilter」に搭載 | RBB TODAY
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米ブルーコート、リアルタイムなWebフィッシング対策機能を「Blue Coat WebFilter」に搭載

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 米Blue Coat Systems(ブルーコート)は17日に、Blue Coat ProxySGアプライアンス向け製品「Blue Coat WebFilter」独自のDynamic Real-Time Rating(DRTR)サービスに、フィッシング対策機能として「Real-Time Anti-Phishing」をあらたに搭載したと発表した。

 「Real-Time Anti-Phishing」は、詐欺や窃盗目的のフィッシングサイトへのアクセスをブロックし、ユーザに警告を行い被害を防止するもの。

 従来のフィッシング対策ソリューションは、既知のフィッシング・サイトのデータベースにユーザのWeb URLリクエストを照らし合わせることにより被害を防ごうとするものが大半だが、Real-Time Anti-Phishingは、データベースのみに頼らず、Webサイトを「オンザフライ」で評価し、独自に開発したアルゴリズムに基づいて判断する業界初の技術を採用した。

 当該ページがBlue Coat WebFilterデータベースに登録されていない場合、Blue Coat Labsのデータセンターへクエリーが送信され、そこでWebページがリアルタイムかつ自動的に分析され、その結果に応じて分類分けがなされる。当該Webページがフィッシング・サイトに分類されると、要求されたWebページをBlue Coat ProxySGアプライアンスがブロックするか、またはユーザーに警告を発する。ここまでのプロセスに要する時間は約0.025秒。またこのプロセスは、SSL暗号を使用するサイト上でも実行することができるとのこと。
《冨岡晶》
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