ブロードバンド放送局「あっ！とおどろく放送局」で配信されていた「一宿一通」の映画化作品「一宿一通〜こころを紡ぐふれ愛の旅〜」が、福井県越前市、武生市を中心に開催されていた「国際平和映画祭 JAPAN in こしの都」でグランプリに相当する「こしの都賞」を受賞した。ネット発の動画が、映画祭受賞の快挙を成し遂げた。 「一宿一通」は、旅人・金沢智行と土島武蔵の二人が行った先の土地土地で出会った人々に“一宿”をお世話になりながら、その宿主からまだ知りえぬ次の宿主宛に“一通”の手紙を書いてもらって心を紡ぐ、歩いて日本一周をするという壮大なドキュメンタリー。「あっ！とおどろく放送局」で2001年9月より全52作品として配信された。「一宿一通〜こころを紡ぐふれ愛の旅〜」は、その総集編として映画化されたものだ。全歩行距離約4,865km／366日に渡る、スタッフも同行しない、二人の旅人自らが撮影した旅の記録は、人の優しさ、家族の絆、雄大な自然、そして何よりも“ふれ愛”の大切さを描き出している。 「あっ！とおどろく放送局」では、この「国際平和映画祭」の受賞式の模様を「今日の一宿一通2」にて10月12日まで配信する。この作品に深い感銘を受け会場に駆けつけた女優、坂口良子の「国際平和映画祭に初めて日本からの作品が選ばれて大変嬉しい。この『一宿一通』には、たくさんの愛と平和へのメッセージが込められている」とコメントしている映像などを見ることができる。
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