イーブックジャパン、電子書籍の書庫サービス「トランクルーム」を10月より正式オープン | RBB TODAY
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イーブックジャパン、電子書籍の書庫サービス「トランクルーム」を10月より正式オープン

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 電子書籍販売サイト「eBookJapan」を運営するイーブックイニシアティブジャパンは1日より、電子書籍をインターネット上で保管できる書庫サービス「トランクルーム」正式版の運用を開始した。同サービスは7月3日にβ版がリリースされ試験的に運用されていたが、1日より正式版による有料サービスへ移行した。

 「トランクルーム」では、eBookJapanで購入した電子書籍をインターネット上の仮想のトランクルームに預けることができる。これにより限られたPCだけでなく、故障時や買い替えの際にも安心して蔵書を保管できる。あるいは、昼休みに会社で購入した電子書籍を、トランクルームを経由して自宅のパソコンで読むといった使い方も可能だ。ただし著作権保護のため、これまでと同様に電子書籍データを複製できないほか、閲覧できるパソコンは同時に1台となる。パソコン自体は2台まで設定可能。

 トランクルームサービスは年契約の利用で、利用数に応じた4種類のコースが用意されている。1冊以上50冊までは無料、51冊以上500冊までは年額1260円(税込)、501冊以上1000冊までは年額2520円(税込)、1001冊以上は上限無制限で年額6300円(税込)の価格となる。また、サービス利用中に保管書籍数が増えた場合は、「追加スペースの購入」にて上位のサービスへアップグレードすることもできる。

 なおイーブックイニシアティブジャパンによれば、電子書籍購入者の約20%がトランクルームを活用し平均の2倍以上の電子書籍を保有していること、トランクルームに預けた電子書籍のうち約25%は違うパソコンに移動して利用されていること、電子書籍のユーザサポートへの問い合わせは大半がパソコンの環境移行であることなどがβ版運用期間中にわかったとしており、こういったニーズに応えるサービスであるとしている。
《冨岡晶》
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