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イー・アクセス、デバイス事業の業務内容を明確化〜アプリプラットフォーム開発はイー・モバイルに

エンタープライズ モバイルBIZ
 イー・アクセスは、8月8日の取締役会における決議を受け、同日にデバイス事業の業務内容に関する発表を行った。

 イー・アクセスは6月1日付で、イー・モバイルより商品開発本部を移管し、モバイル・固定通信・WiMAX共通のアプリケーションプラットフォームやデバイスの開発および販売を行う「イー・デバイス事業本部」を新設していたが、詳細な事業内容については発表されていなかった。今回、業務内容の精査などにより事業規模の算定が可能になったとして、事業規模の観点から各種情報の開示となった。

 事業内容については「モバイル、固定通信、WiMAX共通のデバイスの開発および販売」となる。アプリケーションプラットフォームに係る業務については、イー・モバイルにて行うこととなった。具体的な新製品ラインアップなどについては未定で、イーモバイル向けのPDAやデータ端末のビジネスがメインとなると思われる。将来的には、他の端末メーカーとの共同開発、OEM提供、W-CDMA方式端末の海外キャリアやメーカーへの提供、MVNO事業の顧客への端末も含めた提供、WiMAX用端末やカードなどにも着手したいとしている。

 今後の見通しとして、当事業開始による2008年3月期の業績への影響については、端末の販売による売上高を約80億円と予想。営業利益については端末の開発費用など初期投資にかかる費用を見込んでおり約23億円の赤字、経常利益については約23億円の赤字、当期純利益については約14億円の赤字と予想している。
《冨岡晶》
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