インターネットは生活に浸透するも、それだけストレスの素も〜シマンテック調査 | RBB TODAY

インターネットは生活に浸透するも、それだけストレスの素も〜シマンテック調査

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 シマンテックは13日、「パソコン利用時のストレス調査」の結果を発表した。

 同調査は、インターネット利用歴3年以上の15歳以上の男女を対象に、2007年4月中旬に実施したもの。2006年4月に引き続き2回目の実施となる。発表によると、調査対象者をパソコン習熟度「初級」、「標準」、「上級」に分類し、各層のストレス傾向を調査したところ、上級者より初心者、男性より女性、および60歳以上のユーザーのストレスが比較的高かった。また、約7割のユーザーがインターネットがなくなると日常生活に支障をきたすと回答し、インターネットが重要なインフラとして浸透していることも明らかとなった。

 パソコンのパフォーマンスについては8割以上のユーザーが利用時にストレスを感じると回答し、うち66%が「動作が遅い」点を挙げた。しかし、全体の約41.4%はパフォーマンス改善については「特に何もしていない」とし、その理由として39.7%が「やり方がわからない」、35.6%が「手間がかかって面倒」と答えた。

 保存データに関する設問では、「重要なデータの損失」の32.9%、「不要なデータの蓄積」の20.1%を筆頭に全体の約70%がなんらかのストレスを感じながらも、前回の調査よりも4.5%多い32.8%が「特に何も対策していない」と回答した。とりわけ初級ユーザーは対策をしていない割合が高く、過半数を占めた。PC内に「なくしたら困るデータ」を保存しているのは79.4%(前回調査比9%増)で、その内容として43.3%が「デジタル写真画像」、42.2%が「住所録などの連絡表」を挙げた。

 バックアップを実施しているのは56.6%で、ファイル別のバックアップ率はデジタル写真画像は33.2%、連絡票は26.3%。バックアップをしない理由は、「面倒だから」が52.5%(前回調査45.8%)でトップだった。また、女性では「やり方がわからない」とする回答が多く見られた。

 調査対象者の20%が過去1年間に大切なデータの損失を経験していて、「ほとんど復元できなかった」との回答したのは60.2%(前回調査49.5%)だった。損失したデータの種類は、「(写真やイラストなどの)静止画ファイル」が47.9%、「テキストファイル」が45.2%、「送受信したメール」が44.9%。

 セキュリティ面では83%が何らかのストレスを訴えていて、その内容として「ウイルスやスパイウェアなどのプログラムの侵入」を挙げたのは前回調査の45.7%から39.8%と減少した一方、「オンライン詐欺」は18.9%から24.4%に増加している。全体の9割がセキュリティソフトやプロバイダが提供するセキュリティサービスを利用するなどの対策をしている反面、初級層の2割が何も対策をしていないことも明らかになった。
《富永ジュン》

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