NTTドコモグループ9社は28日、機能をベーシックなものに絞り、コンパクトなFOMA携帯電話「SIMPURE L2」を開発したと発表した。2007年6月から7月ごろの発売が予定されている。 SIMPURE L2は、2.2型（176×220ドット）ディスプレイと130万画素CMOSカメラを搭載したLG電子ジャパン製スライド型携帯電話。ユニクロ「ブラックショップ」、任天堂「ゲームボーイアドバンス」、カネボウ「YUSUI」のパッケージなどを手がけたグエナエル・ニコラ氏がデザインを担当。サイドになめらかな曲線を配して手に馴染む「Curve ＆ Square」フォルムと、指の動きに合わせた押しやすいキーデザインを薄さ17.6mmのボディに取り入れている。 機能面では、日本で利用している電話番号やメールアドレスがそのまま海外でも使える国際ローミングサービス「WORLD WING（3G+GSM）」に対応するほか、海外から日本への国際ダイヤルを補助する「国際ダイヤルアシスト機能」、待ち受け画面に2か国の時計を表示できる「デュアルクロック」、世界58都市の日時を世界地図で確認できる「世界時計」、通貨換算などに利用できる「単位変換ツール」などが用意されている。 サイズは98×48×17.6mm、重量は約110g。連続待ち受け時間は静止時約350時間、移動時約200時間、GSMでは静止時約260時間、連続通話時間は約140分、GMSでは約200分、連続テレビ電話時間約90分。カラーはRoyal Black、Silky White、Noble Goldの3色。
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