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ベクトル、「Second Life」にPRセンターを設立

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Second Life PRESS CENTER
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 PR企業のベクトルは、米リンデンラボ社が運営する多人数同時参加型のオンライン仮想3Dゲーム「Second Life」内にPRセンター「Second Life PRESS CENTER」 を設立することを発表した。今月12日より活動を開始し、「Second Life」内における、企業の情報発信・PR活動を支援していくとしている。

 「Second Life」は、自分の分身となるキャラクターを操作して、仮想都市での生活を営むという内容。2003年よりサービスが開始され、アメリカを中心に現在400万人を超えるユーザが登録しているというヒット作だ。基本プレー料金は無料ながら、現実の米ドルと交換できる仮想通貨「リンデンドル=L$」を利用する仕組みになっており、自分で作ったアイテムなどを売買できるのが大きな特徴となっている。そうした注目度の高いゲームであるため、広告効果に注目した大手企業が続々と進出しており、また企業にとってさまざまな実験の場としても注目されているのが現状だ。まもなく日本語サービスも開始されると公式アナウンスされており、そうした経緯をふまえて、国内のPR企業としては初めて、ベクトルが同ゲームに進出したというわけである。

 なお、「Second Life PRESS CENTER」は、ベクトルが自社だけの情報発信やPR活動を行うだけではなく、ほかのPR企業も含めたさまざまな企業に情報発信・PR活動の支援サービス提供をしていくとしている。具体的には、同ゲーム内における商品発表会などのPRイベント企画・実施運営を行うと同時に、その内容を映像化して現実世界の動画サイトにて放映・配信を行うなど、仮想世界と現実世界を連動させて、情報発信をサポートしていく。また、実施内容を現実世界のメディアに発信するPR業務も掛け合わせるなど、PR企業としての利点を生かした包括的な情報発信サービスも提供していく予定だ。

 また、ベクトルが今回のサービスを開始することにした背景としては、同ゲームが今後きわめて重要なビジネスインフラに成長すると捉えているからだという。従来のオンラインゲームとは異なり、ユーザが自由にモノを創り出せることや、リアルな経済活動が可能な点を踏まえ、企業のマーケティングフィールドとしてますます拡大するものと予測されているから。同ゲームを「次世代CGM」=「CGS(Consumer Generated Society)」と捉え、包括的なPRソリューションの提供を可能にすべく、進出を決定したとしている。具体的なサービス概要は以下のとおり。

1.同ゲーム内におけるPR業務
・PR掲示板における、企業のニュース配信
・PRイベントや発表会の実施運営およびコンサルティング
・同ゲームの環境に適応したニュースリリースや、映像などを利用した企業情報の配信
・同ゲーム内に進出しているメディア機関へのニュースリリース配信
・商品のサンプリング・タッチ&トライ企画
・パブリシティ番組企画制作・放映
・調査・分析等
2.上記実施内容の、現実世界におけるメディアへの情報発信・PR業務
・同ゲーム内における企業のPR企画をニュース化、現実世界でのニュースリリース配信
・同ゲーム内のPR企画と連動させた、現実世界でのPR企画実施運営など
《デイビー日高》
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