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45周年の東芝科学館がリニューアルオープン 記念イベントにはドクター中松も登場

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 東芝科学館(川崎市幸区)は17日、開館45周年を記念して館内の一部をリニューアルした。また、11月18、25、26日の3日間は、45周年記念イベントを開催する。

 東芝科学館は、1961年11月15日に東芝創業85周年記念事業の一環として建設された中央研究所(現・研究開発センター)内の文化施設。青少年への電子・電気に関する科学技術への探求心啓発や成人への先端技術情報発信、地域への生涯教育の場を提供することなどを目的としている。

 今回リニューアルされたのは、デジタル映像コーナー、照明コーナー、デジタル家電コーナー、歴史コーナーの4つ。

 デジタル映像コーナーでは、次世代プロセッサ「Cell」を搭載した映像システムにより、体の動きに応じて忍者のアニメを操作できるデモや顔の表情をとらえて隈取りするデモが追加された。

 また、照明コーナーでは、360度旋回して様々な場所をスクリーンとして映像を映し出すムービングプロジェクションシステム「アクティブビジョン」や室内全体に月や動物を映し出し、音、におい、風を同時に再現するデモを展示する。

 デジタル家電コーナーでは、ホームITシステム「フェミニティ」とインターネット健康相談サービス「カラダのみはり番ネット」が展示される。

 なお、6月から先行公開されている歴史コーナーでは、「からくり儀右衛門」として知られる東芝創業者・田中久重氏の手による万年時計「万年自鳴鐘」のレプリカやからくり人形が展示されるほか、東芝が世に送り出した冷蔵庫や洗濯機の1号機を動作可能な状態で展示する。

 記念イベントは、11月18日の11〜12時にドクター中松氏による「発明の心は愛の心」と題した特別講演会を行うほか、11月25、26日の10時、13時、15時に、文献でしか知られていない田中久重氏作の幻の人形「茶運び人形『茶杓娘』」や「文字書き人形」の四文字書きを公開する。いずれも入場は無料、先着250名に限られる。
《富永ジュン》
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