ノキアとチェックポイント、国内市場向けにUTM分野で協業 | RBB TODAY

ノキアとチェックポイント、国内市場向けにUTM分野で協業

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【左】ノキア・ジャパン エンタープライズ・ソリューションズ事業部 カントリージェネラルマネージャー 森本昌夫氏【右】チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ 代表取締役社長 杉山隆弘氏
  • 【左】ノキア・ジャパン エンタープライズ・ソリューションズ事業部 カントリージェネラルマネージャー 森本昌夫氏【右】チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ 代表取締役社長 杉山隆弘氏
  • 協業におけるメリット
  • 両社のこれまでの関係
  •  ノキア・ジャパンとチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは9日、両社で提供する企業向け統合セキュリティ・アプライアンス製品に関し、従来以上に協力を密にして取り組んでいくことを発表した。
  •  ノキア・ジャパンとチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは9日、両社で提供する企業向け統合セキュリティ・アプライアンス製品に関し、従来以上に協力を密にして取り組んでいくことを発表した。
 ノキア・ジャパンとチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは9日、両社で提供する企業向け統合セキュリティ・アプライアンス製品に関し、従来以上に協力を密にして取り組んでいくことを発表した。

 今後、普及と成長が期待されるUTM(Unified Threat Management、統合型脅威管理)分野においてもリーダーシップを維持していくことを目的に、共同セールス&マーケティング活動に取り組むと同時に、共同で顧客に対するワンストップ・サポートを提供する体制を構築する。

 ノキア・ジャパンのエンタープライズ・ソリューションズ事業部カントリージェネラルマネージャーである森本昌夫氏は、「従来型のFW/VPN市場は横ばいか微減という傾向だが、UTM市場は急速に成長している。新たな驚異に対抗するための新たなソリューションが求められており、UTMの重要性は今後ますます高まる」とUTM市場に期待を寄せている。

 一方の、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ代表取締役社長である杉山隆弘氏は、「中小企業ではセキュリティ要員の確保が難しいという声が多いが、セキュリティ・リスクは企業規模によらず同じであり、適切な対策が求められている。チェックポイントは『UTMのスタンダードを市場に提供する』という意気込みで事業を展開しており、今後は大企業向けだけではなく、中堅〜小規模ユーザー向けの製品も充実させていく」としており、ノキアとの協業で中小規模のユーザにも提供していく構えだ。

 従来はリセラー任せに近い状態だった顧客対応について、主要顧客トップ100社に対するハイタッチ・セールスを共同で展開するなどし、顧客のニーズを直接把握して製品開発に反映することにも取り組む。また、ノキアのアプライアンス・ハードウェアとチェックポイントのソフトウェアを統合したアプライアンスとしての位置づけをより強化し、共同でマーケティング・プロモーションに取り組む。さらに、11月20日から2007年3月末日までの期間、VPN-1 UTMへの乗り換えキャンペーンを展開し、競合他社製品ユーザーの乗り換えに対して35%オフの割引価格を提供する。

 製品サポートに関しても、従来は「Nokia Essential」(サポート・プログラム)を代理店経由で提供し、ノキアとチェックポイントはバック・サポートに徹していたが、今回新たにノキアから直接サポートを提供する「Nokia Access」(代理店経由で販売)と、ノキアが顧客を直接担当するテクニカル・マネージャを配置して直接サポートを提供する「Technical Account Management」の2つのサポート・プログラムを新たに追加する。Technical Account Managementの提供は、2007年度から開始する予定。

 UTMは、チェックポイントが推進するセキュリティ対策の新たな取り組みで、統合されたアーキテクチャに基づく全体最適なセキュリティ対策となる。従来のセキュリティ対策は個別対応製品の組み合わせで実現されており、脅威の範囲が拡大するにつれて運用管理が複雑化し、ユーザーの負担が大きくなりすぎるという問題があった。UTMでは、統合されたセキュリティ・アーキテクチャに基づく各機能モジュールが連係動作し、単一の管理インターフェイスで運用可能になる。これをノキアのアプライアンス・ハードウェアと組み合わせることで、導入から運用管理の負担を大幅に低減することを狙う。
《渡邉利和》

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