社会現象化する「やわらか戦車」、今後の展開は? | RBB TODAY

社会現象化する「やわらか戦車」、今後の展開は?

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パネルディスカッションの模様。左から高山氏、藤田氏、木村氏、釜氏、稲葉氏、辻氏
  • パネルディスカッションの模様。左から高山氏、藤田氏、木村氏、釜氏、稲葉氏、辻氏
  • 最初は、高山氏による「やわらか戦車」の現状報告。すさまじいばかりの人気ぶりが数値によって示された
  • 会場では、スクリーンで「やわらか戦車1」を上映。大スクリーンで見るとまたひと味違う感覚
  • 発売中および発売予定の関連グッズのリストの一部。昨年の12月に公開が始まって、1年足らずでこの商品展開は恐ろしいほど
 ネットアニメ「やわらか戦車」の商品を展開している多数の企業で組織する「やわらか戦車連合軍」は28日、「やわらか戦車連合軍 中間報告会」と題したパネルディスカッションを開催した。

 場所は、六本木ヒルズ森タワーにて開催されている「東京コンテンツマーケット2006」の会場内。出版、食玩、着メロなど、その名を知られた一流企業の「やわらか戦車」の責任者が一堂に会し、貴重な発表を行った。リポート内容は、同アニメの右肩上がりの驚異的な人気ぶりや、各ジャンルにおける商品展開、そして今後の動向など。ここでは、その模様を前後編に分けてお届けする。

 ちなみに、「やわらか戦車」をご存知の方も多いかと思うが、念のためにかいつまんで紹介すると、livedoor ネットアニメで公開されている、爆発的な人気を得ている作品。作者は、自称14歳(すでに14歳ではないことを公表済みだが)という以外は正体不明のラレコ氏だ。

 「やわらか戦車」は、ラレコ氏が作画、作曲・作詞・歌、声の出演まですべてを1人でこなして製作しているFLASHアニメだ。およそ兵器とは思えない、ぷよぷよと柔らかい(耳たぶくらいらしい)戦車たちが魅せてくれる、ギャグ・コメディ調のほんわかムードな作品である。とにかく、いま猛烈に人気を得ているネットアニメで、新作が公開されるたびにサーバダウンを起こしそうなほどのページビューがカウントされる。それゆえ、「ネット発信」という、これまでのイメージではマイナー感のある環境をものともせず、出版、食玩、クレーンゲームなどのヌイグルミ、着メロや着歌など、非常に多岐に渡る企業が商品化を行っているのである。

 今回のパネルディスカッションは、そんな社会現象化しつつある「やわらか戦車」と、その商品展開の状況などを扱った内容で行われた。登場したのは、パネリストが角川ザテレビジョンの藤田薫氏、すばる堂の木村昭彦氏、バンプレストの釜早代子氏、フェイスの稲葉瑞恵氏、ライブドアの辻勝明氏の5名と、モデレーター(進行役)のファンワークスの高山晃氏。

 まずは高山氏から。高山氏は、livedoor ネットアニメの制作担当であるファンワークスの代表取締役社長を務める人物で、「やわらか戦車」を世に送り出した1人だ。高山氏の現状報告によれば、去る8月には月間PVが650万を記録したり、50社以上の企業から商品化依頼の話が届くなど、「やわらか戦車」の革命的な人気ぶりが改めて判明。そして、やわらか戦車連合軍の陣容も発表(下記参照)されたが、現時点で20社以上が参入しているという具合だ。しかも、連合軍の関連商品を合わせると、2006年度は10億円の売り上げが見込まれているという衝撃的な報告であった。また、このあと連合軍に加わる企業も発表。ショウワノート(文具)、タカラトミー(玩具)、ジェネオン(DVD)、講談社(連合軍の動向を網羅したドキュメンタリー本)など、今後も連合軍の陣容は増強されるようである。

 その後は、パネリストの話へ移行。後半は、各社で展開した「やわらか戦車」に関する商品についてと、それを生み出すまでの苦労話といった過程、そして今後の展開など、語られた内容をお伝えする。

◆やわらか戦車連合軍
 株式会社バンプレスト(アミューズメント商品)
 株式会社すばる堂(玩具菓子)
 株式会社ラナ(雑貨・ぬいぐるみ)
 角川ザテレビジョン(出版)
 株式会社ファンワークス/株式会社ジェネオン エンタテインメント(DVD)
 株式会社フェイス(着メロ・着うた)
 株式会社ブレイブ(ゲーム)
 有限会社デビルヘッズ(フリクションTOY・ソフビTOY)
 株式会社オムニクル(キーチェーン・ストラップ)
 株式会社アクティブ(スクィーズマスコット)
 株式会社グリーンハウス(USBメモリー)
 アライブ株式会社(ボクサーパンツ)
 株式会社クレオ(ポストカード)
 株式会社エクスリー(BLOGパーツ)
 林株式会社(タオル)
《デイビー日高》

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