アップルコンピュータは、2006年8月7日(現地時間)、米国サンフランシスコで開催中のアップル世界開発者会議 基調講演にて、Mac用の新オペレーティングシステム「Mac OS X 10.5(開発名:Leopardレパード)」を初公開した。
同社のCEOである、スティーブ・ジョブズ氏は、レパードの備える10個の新機能を順次紹介。1番目の新機能は、OSを64ビット対応にした点。現バージョンのMac OS X 10.4(タイガー)も、OSの基本部分であるカーネルは64ビット化しているが、レパードではその上のレイヤーであるCarbon、Cocoa部分も64ビット化する。それにより、インテル製64ビットCPUの「Xeon」を搭載した新しい「Mac Pro」では、メモリーアクセスが高速化し、パフォーマンスがより向上するという。