ACCS、ファイル交換ソフト利用実態調査を発表 | RBB TODAY

ACCS、ファイル交換ソフト利用実態調査を発表

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 コンピューターソフトウェア著作権協会(ACCS)は、日本レコード協会、日本音楽著作権協会、日本国際映画著作権協会、テレビ朝日、テレビ東京、東京放送、日本テレビ放送網、日本放送協会、フジテレビジョンと連名で「ファイル交換ソフト利用実態調査」の結果を発表した。

 同調査はインターネット上のウェブサイトアンケート形式で2006年6月13日から18日まで実施された。有効回答数は18,596人。回答者の内訳は男性が57.8%、女性が42.2%。年代は10代が1.6%、20代が12.9%、30代が35.8%、40代が31.2%、50代以上が18.5%。

 ファイル交換ソフトの利用状況については、ファイル交換ソフトの「現在利用者」は3.5%、「過去利用者」の8.6%を加えた「利用経験者」は12.0%。2006年6月にインプレスR&Dから発行された「インターネット白書2006」からインターネット利用者数を5,060.21万人として計算すると、ファイル交換ソフトの現在利用者数は約175.51万人、利用経験者は約608.17万人と推計される。

 主に利用しているファイル交換ソフトは、上位から「Winny」が33.3%、「WinMX」が24.5%、「Limewire」が19.8%。昨年1月の調査では「WinMX」が54.8%、「Winny」が33.2%と、現在までにWinMX利用者の減少が見られる。

 現在利用者の過去1年のダウンロード数の平均は194ファイル。内訳は、「音楽関連」87.1ファイル、「映像関連」79.4ファイル、「ソフトウェア」8.7ファイル、「写真・画像関連」11.2ファイル、「文書関連」7.8ファイル。

 現在利用者の32.6%がファイルの共有(ファイルを送信可能な状態にする)を経験。共有状態のファイル数は平均160ファイルで、内訳は「音楽関連」92.6ファイル、「映像関連」55.9ファイル、「ソフトウェア」3.7ファイル、「写真・画像関連」3.3ファイル、「文書関連」4.4ファイル。なお、ファイル交換ソフトによる自動アップロード機能については「経験者」としてみなしていない。

 ダウンロードしたファイルのうち著作権などの権利の対象で、かつ権利者の許諾がないと推定されるものは、音楽ファイルの91.1%、映像ファイルの86.2%、ソフトウェアの58.2%。音楽ファイル、映像ファイルについては前回の調査とほぼ同様の結果となった。

 ファイル交換ソフトの利用を止めた理由については、「セキュリティ・ウイルスなどが心配」(46.2%)がもっとも多く、続いて「著作権侵害などの問題がある」(26.4%)、「利用者が摘発されたという報道があった」(8.6%)など著作権に関わる問題を理由として止めたユーザーが多いことも明らかになった。
《富永ジュン》

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