トレンドマイクロ、6月のウイルス被害レポート。偽の警告を出す広告に警戒を呼びかけ | RBB TODAY
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トレンドマイクロ、6月のウイルス被害レポート。偽の警告を出す広告に警戒を呼びかけ

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 トレンドマイクロは、日本国内におけるコンピュータウイルス感染被害報告件数の2006年5月度マンスリーレポートを発表した。

 このレポートは、6月1日から6月30日までに、日本のトレンドマイクロのサポートセンターに寄せられたウイルス被害件数をもとにランク付けを行ったもの。

 6月の全体的なウイルス感染被害報告数は7,602件と、5月の7,326件からわずかに増加したが、スパイウェアやアドウェアが報告の大半を占める傾向に変わりはない。前月に引き続き「SPYW_GATOR」が1位、「JAVA_BYTEVER」が2位となっている。

 また9位の「ADW_WINFIXER」をはじめとして、ウイルスに感染していないのに感染を警告する偽のポップアップメッセージを表示して、特定のウイルス対策ソフトを押し売りする悪質な広告プログラムが数多く確認されている。昨年11月ごろから発見されているアドウェアだが、偽メッセージ内のウイルス名を変更するなど細かい改造を繰り返し、亜種が続いて出現している。同様の手口はまだ続くことが予想されるため、このような偽メッセージにだまされないよう、十分な注意を呼びかけている。

●ウイルス感染被害マンスリーレポート 2006年6月度
[1位]SPYW_GATOR(スパイウェア):220件
[2位]JAVA_BYTEVER(その他):156件
[3位]WORM_RBOT(ワーム型):112件
[4位]ADW_WEBSEARCH(アドウェア):105件
[5位]TROJ_AGENT(トロイの木馬型):95件
[6位]ADW_SHOPNAV(アドウェア):75件
[7位]TROJ_DLOADER(トロイの木馬型):74件
[8位]WORM_SDBOT(ワーム型):42件
[8位]ADW_WINFIXER(アドウェア):42件
[10位]TROJ_PROXY(トロイの木馬型):38件
《小笠原陽介》
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