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マイクロソフト、「Windows Vista」対応製品の拡充に向けた取り組みを開始

IT・デジタル ノートPC
 マイクロソフトは20日、次世代OS「Windows Vista」に対応したハードウェアおよびソフトウェア製品の拡充に向け、各種の取り組みを開始すると発表した。

 ハードウェア製品では、パートナー各社と対応製品の提供に向け密接に連携しているといい、Windows Vistaに搭載される新機能に対応した製品について各社より開発表明が行われているとした。

 また、ソフトウェア製品については、Windows Vistaの新機能である「ガジェット」や「Windows Presentation Foundation(WPF)」に対応したソフトウェアの開発を推進するために、Windows Vista向けのソフトウェアコンテストを7月中旬から実施するほか、オンラインコミュニティによる技術者支援を6月20日より開始するとしている。

 このソフトウェアコンテストは、より多くの開発者にガジェットやWPFに対応したソフトウェアを開発してもらえるように開催されるもの。

 ガジェットは、Windows Vistaから新たに搭載される「Windowsサイドバー」と「Windowsサイドショー」、「Windows Live」で利用される、情報とタスクを操作するシンプルかつ軽量の専用ミニアプリケーション。

 一方のWPFは、Windows用のプレゼンテーションサブシステムで、「.NET Framework 3.0」の中の1つのコンポーネント。WPFにより、最新のグラフィックハードウェアを活用した表現力豊かなアプリケーションがより簡単に作成可能になるという。

 マイクロソフトでは本コンテストを通して、より多くの開発者がユーザーの幅広いニーズに応えるガジェットやWPFアプリケーション/Webコンテンツを開発してもらえるように支援を行っていくとしている。
《村上幸治》
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