ゼンテック、日本の地デジ放送に対応するHDTVモジュールを量産開始 | RBB TODAY
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ゼンテック、日本の地デジ放送に対応するHDTVモジュールを量産開始

IT・デジタル テレビ
 ゼンテック・テクノロジー・ジャパン(ゼンテック)は31日、日本のARIB地上デジタル放送標準規格(ISDB-T)に対応したHDTV受信モジュールの本格的出荷を開始した。

 出荷開始当初においては、同社から中国と韓国のテレビメーカーに対し直接販売するとしており、これらメーカーは同モジュールを内蔵したデジタルテレビを近々日本市場向けに出荷する予定だとしている。

 また今後は、日本国内のテレビメーカーやほかの中国・韓国メーカー向けの直接販売に加え、台湾の戦略パートナーを通じ台湾やアジア各国のメーカーにも順次出荷納入を行うとしている。

 同モジュールは、同社が独自に開発した日本向け地上デジタル標準規格(ISDB-T)対応のデジタルテレビに必要不可欠なコア・ソフト技術が組み込まれたもの。このため、同モジュールをLCDやPDPなどの薄型表示パネル、CRT、さらにはDVDレコーダーや車載エンターテイメント機器などに組み込むことにより、デジタルテレビ放送受信機能を持つ機器を短期間で開発できるようになる、と同社ではしている。

 さらに同社では日本市場の多種多様の需要に応じるため、すでに地上デジタル放送とBS/CS放送の3波に対応するモジュールや、ワンセグ放送対応の製品も開発を進めており、いずれも近いうちに提供を開始する予定だとしている。
《村上幸治》
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