Bフレッツ好調でIP系が好調も全体で減収減益 −NTT東西の決算報告 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

Bフレッツ好調でIP系が好調も全体で減収減益 −NTT東西の決算報告

ブロードバンド その他
 東日本電信電話(以下NTT東)と西日本電信電話(以下NTT西)の両社は12日、それぞれ平成17年度(以下今年度)の決算報告を行った。

 今年度の営業収益は、NTT東が2兆1,253億円(対前年比25%減)、NTT西が2兆296億円(同3.3%減)。営業収益の主な内訳として、両社ともに音声伝送と専用線収入が減収、IP系収入が増収となっている。

 営業費用は、NTT東が2兆593億円(同1.6%減)、NTT西が1兆9,975億円(同1.5%減)と圧縮に成功しているものの、経常利益はNTT東が842億円(13.7%減)、NTT西が565億円(同29%減)と、両社ともに減益となった。

 IP系収入の増加について、NTT東ではBフレッツの契約状況の好調が貢献していると分析する。

 同社では、前年度の同サービス拡大の施策として「工事日即決」の導入、「土日休日の申込み受付および工事」の全国展開、開通納期の短縮(マンション10以内20%、戸建住宅20日以内33%)、「ひかり電話」提供エリアの全国拡大、「プロバイダーパック」の対応ISP拡大などに注力した。その結果、今年度末時点での同サービスの契約数は、前年度末の89万件から純増100万件を達成し、189万件に上った。

 これを受け同社では、来年度(平成18年度)は、Web受付でのフロースルー化や光サポートセンタの全国展開などサポート体制を一段と強化し、同サービスの契約数純増150万を目指すという。ちなみにこの数は、末施設数340万件となり、ADSLを上回るものとなる。
《竹内充彦》
【注目の記事】[PR]

特集

page top