三菱電機とNEC、量子暗号システムの相互接続に成功
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量子暗号システムとは、光ファイバーをとおる光の粒子を監視するという暗号システム。これにより、経路の途中で盗聴された場合、光の粒子に変化が現れ、それが検知できるというわけだ。
これまで三菱電機とNECは、それぞれ独自に量子暗号システムの開発を進めてきた。そのため、互換性がなく、相互の通信はできなかった。今回の実験では、相互に接続するインターフェイスと、暗号鍵を共有する機能を開発。これにより、相互接続が可能となった。
なお両社では、5年後を目標に実用化するとしている。