日本ビクターは、デジタル放送対応機器をはじめ、DVDレコーダーやゲーム機など高画質AV機器6台の入力と、3台の機器への同時モニター出力を実現するとともに、最大5台の機器へのマルチダビングなど多彩な機能を搭載したAVセレクター「JX-D800」を3月上旬に発売する。価格はオープンで、実売予想価格は8万円前後。 JX-D800は、D4端子×5およびSビデオ端子×6などを備えた6系統入力と、モニター出力としてD4端子×2やコンポーネント出力を含む3系統、出力としてSビデオ端子×4を備えた映像アンプ内蔵のAVセレクター。音声入出力にはステレオピンジャックのほか、光デジタル端子も備えている（出力側はモニター出力のみ）。 信号変換機能として「D端子映像変換回路」を搭載しており、テレビやディスプレイのD端子入力に接続したままで、コンポジット/S映像ソースを楽しめるのが特徴。また、4Mビットのメモリ内蔵3次元Y/C分離回路も搭載しており、ドット妨害や色ダレ・色にじみの無い高画質な映像出力を実現しているという。 ダビング機能では、1台の機器の入力映像を、モニター出力を含めて最大5台の機器へマルチダビングが可能だ。また、2台の異なった機器の映像を平行して別々にダビングできるパラレルダビングにも対応。さらに、ダビング時の誤操作を防止するダビングロック機能など多彩なダビング機能を搭載している。
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