日米間でHD映像のIP伝送の実証実験に成功。スーパーボウルの番組で実際に使用 | RBB TODAY
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日米間でHD映像のIP伝送の実証実験に成功。スーパーボウルの番組で実際に使用

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 日本テレビ放送網(日本テレビ)とNTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、HD映像を日米間でIP伝送する実証実験に成功したと発表した。

 伝送された映像素材は、アメリカンフットボールのNFL優勝決定戦「スーパーボウルXL」。この映像素材は、2月6日深夜に日本テレビで放送されたスーパーボウルXLの番組にて実際に使われた。

 デトロイトで収録された映像素材は、米国内の映像伝送ネットワークを経由してNTTアメリカのニューヨークビルまで送信。そこから、IPネットワークの「グローバルスーパーリンク」を用いて、NTT Comの大手町ビルを経由し、日本テレビまで伝送された。素材は、HD品質でMPEG2方式、約70Mbpsのビットレートだ。

 両社では、HDはSD(標準画質)に比べて帯域を消費するため、伝送コストを安価に抑える必要があるとしている。これにはIP伝送が適しているとしており、今後も積極的に取り組んでいくという。
《安達崇徳》
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