3番手は、参加ミュージシャンでは紅一点のSalyu(サリュー)氏。「新しい妖怪を考える」というお題で、生徒たちが描いた妖怪の絵が本当に妖怪化して暴れ出す。そこで、Salyu氏の透き通るような歌声で清めてもらおう、となって演奏開始である。映画『KILL BILL Vol.1』で使用された『回復する傷』に始まって、最新シングルの『風に乗る風船』、Salyuとしてのデビューシングル(以前は、Lily Chou-Chouとして活動)である『VALON-1』の3曲を披露。アンプラグドなバックの演奏の中、非常に澄んだ歌声を聴かせてくれた。
生徒たちの演奏が終わったあとは、校歌を歌うC組のバンド名を決めようということになり、生徒がそれぞれアイディアを出し合う。池田氏が「達筆マーガレッツ」、ミドリカワ氏が「GLOY」、中富氏が「Scool of Death」など脱線傾向の名称を提案する一方で、女性陣の安氏が「ザ・スーパーナイン」、Salyu氏が「風・南風05」とマジメなタイトルを提案。そこでインターネットでの視聴者による投票となり、いとう氏が「頼むからやめてくれ」と懇願していた「GLOY」に決定。納得のいかないいとう氏は、自分の権限で「仮」とすることにしたのであった。
そして、先生と生徒全員で『54期生 スペ中 校歌』を披露した後、さらにアンコールへ。いとう氏の推薦で、ボブ・マーリーの名曲『NO WOMAN NO CRY』と、詩は同じで曲が異なる校歌の『チューリップVer』も披露。これでついに、5時間という長時間に及ぶ生放送を完走しきったのであった。