「熱血!スペシャ中学 学園祭 2005〜初冬ギロッポン〜」は爆笑の渦に(前編) | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

「熱血!スペシャ中学 学園祭 2005〜初冬ギロッポン〜」は爆笑の渦に(前編)

エンタメ その他
冒頭の1シーン。副担任珍先生が顔を出す教室の入口の上の小窓から、池田氏(左)とミドリカワ氏の生放送委員が顔を出してスタート。
  • 冒頭の1シーン。副担任珍先生が顔を出す教室の入口の上の小窓から、池田氏(左)とミドリカワ氏の生放送委員が顔を出してスタート。
  • 「新しい妖怪を考える」というお題の授業シーン。Salyu氏は、花を勝手に咲かせてしまう勝手に花を咲かす「カイキャク」を考案。しかし、カイカのマチガイ。
  • 生徒たちが描いた妖怪たちが怒ってしまい、次々と妖怪の呪いを受けて失神状態。金澤氏は、妖怪「フリップフラップ」の呪いでラケットをマイクに歌っているところ。
  • 「ロミオとジュリエット」の演劇シーンの1場面。監督が池田氏で、助監督はミドリカワ氏。ロミオは金澤氏で、写っていないが右手に安氏演じるジュリエットがいる。
  • 休憩時間では、安氏がレポーターとなり、スタジオの外のラフォーレミュージアム六本木のエントランススペースにて一般入場者にインタビュー。
  • ポスターコンテストの授賞式も実施。優勝者のきよみかんさんには、松本氏が賞状を手渡した。紫色の背景のポスターで、松本氏の陰に一部が見える。
 CS局スペースシャワーTVは11月5日、人気番組のイベント『熱血!スペシャ中学 学園祭 2005〜初冬ギロッポン〜』を開催した。今年で3回目を迎える同局の人気番組のイベントで、このシーズンだけに学園祭に結びつけた形となっている。

 今回は同イベント初となる生放送で、16時から21時まで5時間に渡る放送を実施。同時にTEPCOひかりコンテンツサイトcasTYでは、インターネットによる生のストリーミング配信も行われた。

 また、インターネットや携帯などのモバイル環境からBBSに書き込めたり、1年C組で結成したバンドの名称決定に投票できるなど、複数のメディアを活用した次世代型のイベントとして開催されたのである。今回、そのイベント会場であるラフォーレミュージアム六本木のスタジオにて、生放送の時間の前後も含めて総計6時間にもおよぶ密着取材を敢行。放送終了後の出演者のあいさつなども含め、その模様をお届けする。

 『熱血!スペシャ中学』は2003年4月にスタートした、“未来のビッグアーティストのための伝統ある中学校で、ここに通う生徒は自己を鍛錬し名曲を作る”というコンセプトの番組。現在は、2000年代に入ってから結成したり、メジャーデビューを果たしたミュージシャンやユニット、バンド(のメンバー)などが主に参加しており、授業や部活動など学校生活をしつつ、曲を披露するという内容である。

 また、インターネットを通じて、通信生と呼ばれる一般視聴者が参加できる仕組みにもなっており、現在14,000名をカウント。公式サイトの「きょうの宿題」などを通じて、番組に参加して楽しんでいる形だ。

 舞台は1年C組(54期生)となっており、いとうせいこう氏が担任を務めるという設定(マペットの珍小窓先生が副担任)。同クラスの生徒は、池田貴史氏(レキシ)、金澤ダイスケ氏(フジファブリック)、Salyu氏、中富雄也氏(風味堂)、永友聖也氏(キャプテンストライダム)、松本光由氏(POMERANIANS)、ミドリカワ書房氏、安めぐみ氏となっている。ちなみに、生放送向けの特別委員として、池田氏とミドリカワ氏が今回は奮闘(?)することに。そのほか、A、B、D、E組があって、それぞれに誰が所属しているかは公式サイトで確認可能だ。

 今回の生放送の舞台となったのは、ラフォーレミュージアム六本木。建物も会場となったスタジオも非常にきれいなうえ、音響や映像設備はさすがという具合。そして、今回は中学校の学園祭というイベントだけあって、AD氏やテレビクルーもみなジャージを着用している徹底ぶりがすごい。スタジオは、正面3分の2ほどが1年C組のセットとなっており、右3分の1ほどが演奏スペース。演奏スペースの前にはスクリーンが降りる仕組みとなっており、左右の壁と合わせて3か所に、テレビカメラの映像が投影されていた。会場はすべて立ち見で、チケットを購入した1,500人のお客さんが参加。中には、5時間、立ちっぱなしというお客さんもいたほど、熱いイベントとなった。

 番組は、コントやミニドラマ、お題に対して生徒が解答したりアイディアを出したりする授業シーンや休み時間(?)など学校生活の模様を間に挟みつつ、ミュージシャンやバンドの演奏が3曲ずつ行われるという具合。学校生活から演奏へは、キーワードなど何らかの形でつなげるというのがお約束だ。たとえば、最初は生徒たちで恋愛ドラマが展開され、そのなかで中富雄也氏が傷ついて泣きながら教室を飛び出していき、そして演奏スペースで彼が所属する風味堂で演奏がスタート、といった具合である。

 終盤には、その「何かの形でつなげる」というのを逆手にとって、池田氏が自分のラップユニット・レキシの演奏に向かうのに、大爆笑を誘いまくり。「新しいことわざを考える」というお題の授業の次が池田氏の演奏だったのだが、いとう氏が間違えてBBSのことをBBCといったところ、「幕府、幕府……の略ですね」(Cがないのだが)など、何度もものすごい強引な結びつけで向かおうとするなど、会場中(おそらく、テレビやモニタの前も)を爆笑の渦に巻き込んでいたのであった。

 後編では、出演ミュージシャンの紹介や演奏の模様、放送終了後の様子などをお届けする。

(デイビー日高)
《RBB TODAY》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top