goo検索とATOKが合体!? gooとジャストシステムが提携し「gooサジェストβ with ATOK」提供開始 | RBB TODAY

goo検索とATOKが合体!? gooとジャストシステムが提携し「gooサジェストβ with ATOK」提供開始

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NTTレゾナント取締役・大町雄一氏(左)とジャストシステム取締役・鍋田毅氏(右)
  • NTTレゾナント取締役・大町雄一氏(左)とジャストシステム取締役・鍋田毅氏(右)
  • 「gooサジェストβ with ATOK」の使用例。かな漢字変換をオンにして「ま」と入力するだけで、これだけの候補が表示される。「≫」マークが付いている候補は、写真入りでさらに詳しい情報が表示される
 「松嶋菜々子」?それとも「松嶋奈々子」?「ひととよう」ってどう書くんだっけ?…。

 検索エンジンを使っているときに、正確に人名を入力できないために、思ったような検索結果を得られない、ということがしばしばある。かな漢字変換を使うように、自動的に候補を検索エンジンが表示してくれればいいのに、と思うこともよくあるだろう。

 また逆に、検索される単語ランキングに登場するような有名人が、かな漢字変換側に登録されていない、といったこともたまにある。毎年いろんな有名人が登場するのだから当たり前と言えば当たり前だが、自分の好きなタレントや選手だったら、少し残念な思いをしたものだ。

 このような潜在的な要求を受け、gooとジャストシステムが協力し、新しいインターネット上の日本語入力システム「gooサジェストβ with ATOK」を提供することとなった。gooのWeb検索にATOKの機能を実装するもので、10月27日に発表会が行われ、同時にサービスも開始した。基本的にはベータ版で、gooの検索サービスの一部として提供される。

 検索キーワードの一部がひらがなで入力された段階で、ATOKの推測変換や辞書の一部機能を使用し、適切な検索キーワード候補を表示する、というもの。たとえば「ま」と一文字入力した段階で、「眞鍋かおり」「マクドナルド」「松浦亜弥」といった、「ま」で始まる人名(姓・名とも)、ランドマーク名、四文字熟語が表示される。辞書登録数としては、人名29,000語、ランドマーク名740語、四文字熟語930語が登録済み。一部人名については、顔写真や簡単なプロフィールも表示されるため、似通った名前でも検索を間違うことはない。

 これら辞書については今後、種類も数も拡大予定とのこと。また、今回提供される機能は、すべてgoo側に用意されているので、ユーザ側のPCにATOKがインストールされている必要はない。

 人名が特に多いのは、インターネットで検索される単語の1割を人名が占める、といった調査結果があるからだ(検索ワードランキング上位1,000位中)。また、ランドマークを重視したのも、利便性と同時にgoo地図やタウンページとの連動を図れるように、との考えがあるため。

 技術的にはAJAXを採用し、かなりシビアに入力タイミングなどを拾っているとのことで、動作環境については、Internet Explorer 6 SP2以降にのみ対応となる。念のため実際にFirefoxで「gooサジェストβ with ATOK」を使ってみたが、ビジュアルキーボードが表示されない、キー入力が認識されないなどの不具合が発生し、正常に使用することはできなかった。早期の対応が待たれるところだ。

 また、「ATOKからgooへの提供」とは逆に、「gooからATOKへの提供」という方向では、goo検索で入力された最新語彙を、今後は定期的にATOKの変換辞書に収録される、ということが決定済み。まず本年12月に、検索ワードランキング上位の語彙を収録した「goo流行辞書 for ATOK」が提供される予定。

 googleの新機能提供ラッシュが続いた2005年だったが、ここに来て、国産のgooが新しい切り口で「日本人が使いやすい検索エンジン」を繰り出した形だ。ジャストシステムとの強力タッグで、ぜひ新局面を開いてほしい。
《冨岡晶》

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